産経現地取材「入管で『国へ帰ったら殺される』『刑務所へ入れられる』と言うでしょ? 全部ウソ。本当にウソ。みんな日本で仕事したいだけ」
クルド人について報じた産経新聞の記事が話題となっている。
「難民なんて全部ウソ」「働くため日本へ」川口の難民申請者の8割、トルコ南部3県に集中 https://t.co/3nWfY8LY6Y
川口市に在留し難民認定申請するクルド人らについて、トルコの出身地を集計したところ、全体の8割が同国南部の3つの県に集中していたという。中でも特に申請者の多い4~5つの村がある
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 24, 2024
同胞からの迫害ない
クルド人の村長(58)によると、村人約1180人のうち1割近くの約100人が日本にいるという。「みんな仕事の機会を求めて日本へ行った。単純に経済的な理由だ。一人が行くと、親族や知人が彼を頼って日本へ行く」村は昨年2月のトルコ地震の震源に近く、倒壊した家も多かった。十数人が犠牲になったといい、家を失って日本へ避難した人もいたが、最近は落ち着いてきたという。
村の配管工のクルド人男性(47)は自身も日本で13年間働き、しっかりとした日本語を話した。
「航空券代は10万円くらいだから、ちょっと働けば買え、日本でもっと稼げる。借金して行く人もいるが、すぐに稼いで返せる」。川口に在留しているクルド人に触れると、「われわれが難民だなんてウソ。みんな上手にウソをつく」と話し始めた。
「入管で『国へ帰ったら殺される』『刑務所へ入れられる』と言うでしょ? 全部ウソ。本当にウソ。みんな日本で仕事したいだけ。お金が貯まったら、村へ帰る。私の国で迫害なんて絶対ない」
トルコの憲兵隊(治安警察)は怖くないか尋ねると、「なぜ怖い? この辺りはクルド人が多く、憲兵にも警察にもクルド人が多い。なぜ同胞が同胞を迫害するんだ」。
男性は別れ際、「もう一度日本に行きたい。シャシミ(刺身)が食べたい」と言った。
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村人らは隠す様子もなく、こう証言した。「なぜなら、日本はビザなしで簡単にいけるから」「働くために日本へ行っている。短期滞在で入国して、翌日からカイタイで働けるのだ」
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 24, 2024
「埼玉県川口市に集住するクルド人をめぐり、法務省が20年前に難民認定申請者の多いトルコ南部の複数の村を現地調査し、「出稼ぎ」と断定する報告書をまとめていたことがわかった。クルド人が日本を目指す理由は何か。本当に「難民」なのか。報告書を裏づけるため、彼らの故郷を訪ねた」という(参考)。
生稲政務官が靖国参拝をしたと、裏取りもせず誤報を流した共同通信とは違い、こちらはしっかり取材をしたようだ。
さて、産経新聞がクルド人問題に爆弾を投じた。ネット上でも大きな話題となっている。
政府は報道が正しいか否か事実確認をし、もし事実なら、何かしら対処しなければ収まらないだろう。とは言っても、「トルコの少数民族クルド人をめぐり、法務省入国管理局(現・出入国在留管理庁)が20年前の平成16年、難民認定申請者の多いトルコ南部の複数の村を現地調査し「出稼ぎ」と断定する報告書をまとめていた」という報道もあり、おそらく事実なのだろう(参考)。しかし、「日本弁護士連合会が「人権侵害」と問題視したことから、調査結果は表に出なくなった」という。産経新聞はその事実確認のために現地で取材を行ったのだろう。
日弁連の反発に日和った法務省も問題だが、日弁連が問題視したことで封印することになった。この報告書がしっかり表に出ていれば、もしかしたらクルド人問題はこれほど大きくならなかったかもしれない。そう考えると日弁連の責任は重いと思うがいかがだろう。
ネットの反応
左翼NPOへの補助金や助成金が巡って活動家の資金源になっている。
最初に切られるのはゴミ収集ではなく多文化共生の予算です。
現地に行ってちゃんと取材もしている!
本来の報道というのはこういうのだよね。
マスコミのデマは多いけど、ちゃんと取材をしてくれる人達も混ざっているからややこしいんだよね。