
小川幹事長「野党間の協議を大事にしたい。」→玉木代表、政治改革をめぐる野党側の協議に関し「今までは野党で集まってとにかく法案出して、結局通らないからパフォーマンスなので」と一刀両断!
野党第一党としての意地を見せたい立憲民主党の小川幹事長。しかし、そんな小川幹事長の想いは国民民主党の玉木代表に一刀両断された。
政治改革をめぐる野党側の協議が行われたが、そこに現れたのは立憲民主党、日本維新の会、共産党で、国民民主党は姿を見せなかったのだ。
玉木代表は「結局通らないからパフォーマンスなので」と冷ややかな姿勢を示している。
野党第一党でありながら、野党をまとめることがいつまで経ってもできない立憲民主党の姿が改めて浮き彫りになった。
小川幹事長の想い届かず!玉木代表が一刀両断!
臨時国会が召集されたが、野党第一党として存在感を全く示せていないのが立憲民主党だ。
存在感を示すためか、26日に行われた小川幹事長は記者会見で、次のように発言している。
【幹事長】
基本、「公開と熟議」を基本とします。
そして、与野党協議ということもあるでしょうが、私どもとしては野党第1党として、まずは野党間の協議を大事にしたい。
野党で成案を得て、与野党が国会のオープンな場でぶつかる。そして、必要な妥結や妥協、修正が行われるということを旨とした国会運営にしていきたいと思っています。
(出典 衆議院)
野党がまとまった案を作り、国会の場で与党にぶつけたい小川幹事長。しかし、だ。この小川幹事長の想いはあっけなく打ち砕かれた。
27日に行われた政治改革をめぐる野党側の協議。その場に国民民主党の姿はなかったのだ。
さらに、だ。国民民主党の玉木代表は野党側の協議について「(政治改革は)与野党協議の場でしっかり決めることが必要だと思います。今までは野党で集まってとにかく法案出して、結局通らないからパフォーマンスなので」と語ったのだ。(参考)
(出典 衆議院)
この玉木代表の発言をみれば、小川幹事長が思い描く国会像に全く関心がないことが窺える。
野党第一党でありながら、国民民主党に相手にされない立憲民主党。小川幹事長では野党を取りまとめることは不可能に近い。
野田代表には執行部人事の刷新を求めたい。