野田代表、自民党は「世襲議員」が多すぎる→立憲民主党にも世襲はいますよ!適正人数でもあるの???
臨時国会で完全に野党の主役の座を国民民主党に奪われた立憲民主党。
そんな立憲民主党だが、衆院選の勢いを維持するためか、20日に有楽町駅前で街頭演説会を開催した。
しかし、だ。そこでも理解に苦しむ発言があったのだ。批判する姿勢ばかりが報道される立憲民主党。政策はいつになったら伝わるようになるのか。
またしても世襲問題で自民党を批判する野田代表
最新の世論調査で国民民主党に政党支持率で逆転されてしまった立憲民主党(参考)。衆院選での勢いは一過性のものということになりそうだが、執行部は世論を繋ぎとめようと必死だ。
20日には、野田代表、小川幹事長、そして多くの新人議員が参加した街頭演説会を有楽町駅前で開催した。
この時の野田代表の訴えについて立憲民主党は次のように伝えている。
野田代表は、初当選した新人議員について、「私が目指している政治改革の方向性を、ここにいるメンバーが体現してる」と強調。自身の「ライフワークである政治改革」について、選挙権の拡大だけではなく、これからは「被選挙権改革」だと訴えました。
その上で、自民党は「世襲議員」が多すぎると強調。女性や若者にさらに「被選挙権」を拡充することで、「この国にエスタブリッシュはいらない」との認識を示しました。
(出典 首相官邸)
野田代表は自民党について世襲議員が多すぎると批判しているが、立憲民主党も世襲を衆院選で擁立していた。
報道によれば、自民党が93人擁立したのに対して立憲民主党が擁立した世襲候補は25人だ。(参考)
野田代表は25人もの世襲候補を擁立したことをお忘れなのか。それに、だ。自民党が「多い」と言うのであれば何人が適正なのか。
「多い」「少ない」という論争は政党の代表が行うものにしてはあまりにも稚拙だ。
期待されていた野田代表だが、結局批判ばかりが伝わってくる。政策を語る政党にならない限り、衆院選での議席数増は一過性のものになるに違いない。