共産、専従職員について労基署から是正指導。党中央委「職員は国民のため自主的自発的に活動している」⇒産経「専従職員は「職業革命家」との意識か」
共産党福岡県委が、党で働く専従職員の労務管理を適切に行っていないと、労働基準監督署から是正指導を受けた。
共産党中央委員会の広報部は、党福岡県委の労働法令違反について「党機関専従者は党綱領に基づき、国民の切実な要求実現と社会進歩の促進のために自主的自発的に活動している。党機関専従者も労働法制を順守することは必要と考えている」と回答したことで、産経新聞は「党側には専従職員は「職業革命家」との意識があり、労働法令の対象外という認識があったとみられる」と報じた。
「労働者階級の党」である共産党が、党で働く専従職員の労務管理を適切に行っていない事案が判明した。共産党福岡県委員会は労働基準法で定められた就業規則を労働基準監督署に提出していなかっただけでなく、労働安全衛生法(安衛法)で義務付けられた労働時間の管理も適切に行っていなかった。党側には専従職員は「職業革命家」との意識があり、労働法令の対象外という認識があったとみられる。
福岡中央労働基準監督署は党福岡県委に対し、就業規則が提出されていないとして、昨年10月21日までに届け出るよう求めていた。党側は就業規則を提出したものの、さらに有給休暇取得の条件が法令基準を満たしていないなどとして再提出を求められた。労基法では6カ月間連続勤務し、全労働日の8割勤務した労働者に最低10日の年次有給休暇を与えなければならないが、党側が提出した就業規則は労基法の基準を下回っていたようだ。
党福岡県委は安衛法にも違反していた。安衛法では、平成31年4月から労働者の健康管理措置を適切に行うため、雇用者に客観的な記録による労働時間の把握を求めている。だが、党福岡県委は専従職員の労働時間について法令が求める形では記録しておらず、この点についても福岡中央労基署から党側に是正指導が入った。
共産党中央委員会の広報部は産経新聞の取材に対し、党福岡県委の労働法令違反について「党機関専従者は党綱領に基づき、国民の切実な要求実現と社会進歩の促進のために自主的自発的に活動している。党機関専従者も労働法制を順守することは必要と考えている」と回答した。
以下ソースで
共産党では専従職員はかなりブラックな扱いを受けているみたいだ。
専従職員とは、労働時間中特定の職務に専ら従事する職員。労働組合の専従役職員や、介護事業における常勤専従の職員などが該当。
労働基準法の定めも適用され、時間外・休日労働も含め通常の労働時間管理が必要とされる。
ネットの反応
不満は政府のせいにすれば一石二鳥だな