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トランプ大統領、WHO脱退、「パリ協定」再離脱など約100本の大統領令に署名




トランプ大統領がWHOから米国が脱退することを表明し、大統領令に署名。

トランプ大統領は、2020年5月にも、新型コロナウイルスをめぐる対応で「中国はWHOを完全に支配している」と批判して脱退方針を国連に通告したが、通告から脱退までの準備期間にバイデン政権に交代し、バイデン大統領が就任直後に撤回した。

米国のトランプ大統領は20日、世界保健機関(WHO)から脱退することを表明した。手続きを進めるための大統領令に署名した。資金の拠出も一時停止する方針だ。米国が脱退すれば、世界の保健行政や感染症対策に影響が出るのは確実だ。

トランプ氏は第1次政権時の2020年5月にも、「中国はWHOを完全に支配している」と批判して脱退方針を明らかにしていた。新型コロナウイルスを巡り、中国が情報を隠したと非難し、WHOに対しても対策が遅れたと不満を表明していた。

引用元 トランプ大統領、WHOからの脱退表明…手続き進める大統領令に署名

また、トランプ大統領は「パリ協定」再離脱の大統領令にも署名した。「トランプ氏は就任演説で「国家エネルギー緊急事態」を宣言。石油や天然ガスの増産を通じて、エネルギー価格を大幅に引き下げ、物価上昇(インフレ)を抑える考えを示した」とのこと(参考)。

トランプ大統領は、約100本の大統領令に署名し、そのうちバイデン政権時代に出された大統領令の撤回が78本だという。

WHOへの拠出は米国が第1位。日本が懸念すべきは、米国の穴をWHOがどう埋めようとするかだ。厚生労働省の関係者は「米国が脱退すれば、日本にも分担金の負担を上げるように、との要請がWHOから来るだろう」と想定しているようだ(参考)。

ネット上では「日本も続け」といった声があがりだしている。







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