【カウンター炸裂】立憲議員「自民党のお蔭で沖縄の水道料は全国最高だ」に自民県議が反論「自民は値上げに反対した。賛成したのは立憲らオール沖縄」
立憲民主党の屋良朝博衆院議員は29日、自身のⅩに「沖縄振興予算がいびつ。年約2600億円の振興費で過去5年で不用1000億円、繰越毎年1200億円。あ~もったいない。なのに沖縄の公共事業費を容赦なく削る自民政府。お陰で水道料は全国最高だ。県民をいじめる予算削減を玉城知事のせいにして、民意を操ろうとする自民政治には退陣願おう」と投稿。
それに対する県自民党の新垣淑豊沖県議の投稿。
我々、自民党、友党の公明党は水道料金の値上げには反対しました
賛成したのは立憲民主、共産、社民、社大のいわゆる“オール沖縄”系ですそのオール沖縄系から国会に“比例で”国政に行ってるのがこの方です
まじで何言ってんだよ https://t.co/wsRrEL5RxN— 新垣よしとよ 沖縄県議会議員(自民党) (@yo4104) January 29, 2025
見事なカウンターだ。
同じく県自民党の島袋大県議は「水道料金が10月より値上げになります。物価高騰だのに、大変であります。自民党は、反対しましたが、一票差で24対23で値上がりが決まった。県民にちゃんとした説明もなく玉城デニー知事は、誰一人取り残さない社会をつくると言っておきながら、自分自身は、対話が大事と言っておきながら、強行で値上げを押し切った」と当時訴えていた(参考)。
議会では、沖縄振興予算の減少を理由に施設の維持が困難になったと、国の責任にしている県側の主張に対し、島袋氏は「これまで修繕費さえ積み立ててこなかった」と県政の杜撰さを指摘。
沖縄県政の杜撰さもさることながら、立憲民主党沖縄県連ら「オール沖縄」が値上げを賛成しといて、その責任は自民党にあると主張する屋良氏。
まさにマッチポンプ!
前にも紹介したが、沖縄振興予算は「21年度(2012~21年度)まで年3000億円台」ということで、当時の安倍総理と仲井真知事の間で約束したものだ。「沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地の同県名護市辺野古移設に理解を得るため、手厚い支援で沖縄に配慮する姿勢を示したものだ」とのこと(参考)。10年間は特別待遇措置で、22年度から従来の振興予算に戻ったのだ。いつまでも特別措置に甘える県政こそ怠慢ではないだろうか。なにより「辺野古移設に理解を得るため」の優遇だったが、今の県政は理解どころか猛反対の姿勢を示し、国を訴え、反対活動家らを煽って、活動家らが妨害しているはないか。それでいて3000億円台を維持しろは勝手が過ぎる。
いい加減におかしな世論の誘導は辞めるべき。それとも、沖縄の国会議員でありながら、振興予算の減額や水道代の値上げの経緯を知らなかったのか?地域の情報さえ掴めていないのなら議員の資質が致命的に欠けている。