外務省が国連委員会に対抗措置!あまりにも対応が遅いのでは???
常に一歩二歩遅い対応が目立つ外務省。そんな外務省がようやく国連女性差別撤廃委員会への対応を明らかにした。
皇室典範に言及するなど常軌を逸した言動が目立った国連女性差別撤廃委員会に対して、我国の拠出金を活動に使わないように求めたというのだ。
しかし、だ。国連女性差別撤廃委員会が勧告を出したのは昨年10月。あまりにも遅い対応だ。
何故安倍元総理がとったような対応を取らなかったのか、外務省には説明してもらいたい。
あまりにも遅すぎた外務省の対抗措置!
存在することの意義がいまいちわからない省庁がある。それが外務省だ。我国の国益を守り、また促進しているのかと思えば、真逆の言動が目立つのだ。
そんな外務省が珍しく国連女性差別撤廃委員会に対して対抗措置を明らかにした。
女性への差別撤廃を目指す国連の委員会が、去年、日本政府に対し、皇位は男系の男子が継承すると定めている皇室典範を改正するよう勧告したことについて政府は女性への差別にはあたらないとして、日本の拠出金を委員会の活動に使わないよう求める異例の対応をとりました。
この措置自体は評価できる。だが対応が余りにも遅すぎる。さらに、だ。なぜ勧告される前に削除させなかったのか疑問しかない。
同様の事案に対して、安倍元総理は強い態度望んでいたことを関係者が語っている。
この前日の3月8日、安倍氏は今回の経緯について私に怒りをぶちまけた。
「ひどい話だ。ある意味、宣戦布告だよ。本当にどうかしている。この件では怒る国民も多いだろう。国家主権の侵害だ。だったら、ローマ法王についても『何で女性はなれないのか』と勧告しろよという話だ。あいつら絶対にそうは言わない。国連にはそういういやらしさがある。国連の事務局は左翼の巣窟だからなあ。(皇室典範部分の削除は)今回は外務省にもきちんとやらせた。まあしかし、これを利用してやろうという奴らも(国内で)出てくるんだよな」
(出典 首相官邸)
安倍元総理が示した強い姿勢をなぜ外務省が貫けなかったのか。この一例を見ても外務省が我国を守ろうと動くとは全く思えない。
対抗措置を取ったことで問題の終結を外務省は図りたいのかもしれない。だがなぜこのような事態になったのか説明する責任があるはずだ。
国を守ろうと強い意志を示した安倍元総理。一方でなにもしなかった外務省。石破首相には国益を守るためにも役に立たない外務省を改革してもらいたい。