浦添市長選で現職の松本氏がダブルスコアで勝利も、那覇軍港移設の是非めぐり、玉城知事がトンデモ発言




沖縄県浦添市長選が9日、投開票された。自民・公明推薦の現職の松本哲治氏が、無所属新人で市民団体世話人の里道昭美氏との一騎打ちを制し、4選を果たした。

玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力は、候補の擁立が見送られ事実上の不戦敗。

沖縄県では「オール沖縄」系の市長が存在しない状態が継続。これを受け、玉城知事は「現職の信任投票という形でしょう」との考えを示した。

そのあとに知事はとんでもない発言をした。

沖縄県の玉城デニー知事は10日、9日に投開票された浦添市長選で現職の松本哲治氏が4期目の当選を果たしたことを受け、「現職の信任投票という形でしょう」との考えを示した。県庁で記者の質問に答えた。

同市長選は米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設や西海岸の埋め立てが争点となった。

反対する里道昭美氏が約1万5千票を得票したことに「やはり市民の関心は高い。市長は市民の声をどのように市政に反映するか問われるだろう」と述べた。

引用元 玉城デニー知事「現職の信任投票でしょう」 沖縄・浦添市長選で松本哲治氏の4選を受け

「米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設や西海岸の埋め立てが争点となった」とあるが、移設容認の立場の松本氏は約3万票を獲得し、移設反対を主張した里道氏は約1万5千票と、その差は2倍。市民の2/3は移設容認の松本氏を支持している。それなのに、玉城知事は少数派の1/3に配慮しろと言わんばかりだ。これは民主主義の原則を覆しかねない発言を知事がしていることになる。

普段は「知事選で選ばれた私の主張が沖縄の民意だ」と主張し、辺野古移設などに反発する玉城知事だが、2022年の沖縄県知事選では、玉城知事は約34万票(50.4%)、佐喜眞氏は約27万票(41.1%)だった。果たして玉城知事は4割の声を県政に反映しているだろうか?

また、県議選での野党勝利を受け、玉城知事は県政に反映しているだろうか?議会で数で勝る野党に押されているだけではないか。

玉城知事の発言はとんでもないブーメランだ。

ネットの反応

「現職の信任投票という形でしょう」と玉城知事は述べているけど、そう言うしかないんだろうね。玉城知事派やオール沖縄系の候補者が当選できない理由は県民や市民の信用を失っているとしか思えない。
ということは当然この方は先の県知事選挙でかなりの得票をした対立候補を支持する県民の姿勢を考慮してるわけでしょうし、県議会選挙の敗戦、今回の敗戦もしっかり考慮された県運営をされるんでしょうね。
自分を支持しなかった約49.2%の県民の声を県政に反映してきましたか?
辺野古の当事者自治体である宜野湾市や名護市では佐喜真氏の得票を下回りましたよね。
現職松本氏の得票が2万9607票でほぼ2倍差ですよ
まあ1万5千票のほとんどは共産党とそのお仲間達の自称オール沖縄
確かに15000の票を無視はできないが、市政を運営する側は「民主主義の原則」
通り、ダブルスコアの多数決側をとらないとね。







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