政党支持率に続き、参院比例投票先調査でも国民民主が立憲を上回る




メディアが行う政党支持率調査では、自民党トップは変わらないものの、国民民主党が立憲民主党を上回る調査が続いている。

そんな中、時事通信が参院比例投票先の調査をしたところ、自民トップはそのままだが、こちらも国民民主が立憲を上回った。

時事通信の2月の世論調査で、夏の参院選で比例代表投票先を尋ねたところ、自民党が22.0%で最多だった。

国民民主党が10.2%で続き、立憲民主党の9.7%を上回り、野党で首位となった。

公明党5.1%、日本維新の会3.6%、れいわ新選組3.5%、共産党2.5%、参政党1.3%、日本保守党と社民党がともに0.4%だった。「特にない・分からない」は40.2%。

年代別に見ると、10代、20代では国民民主が19.3%でトップ。30代以上の全ての年代では、自民が首位だった。立民は50代までが3~8%の1桁台にとどまり、60代以上では14.2%で自民に次ぐ2位となった。

一方、参院選に合わせて衆院選を行う「ダブル選」への賛否を聞いたところ、賛成が35.8%で、反対は19.4%。「どちらとも言えない・分からない」が44.8%だった。

調査は6~9日、全国の18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は56.3%。

引用元 参院比例投票先、自民22% 国民民主が野党トップ 時事世論調査

毎日新聞の調査では「自民党が17%、国民民主党は16%、立憲民主党は14%」(参考)。

紀尾井町戦略研究所株式会社の調査では「国民民主が14.3% (前回2024年12月23日10.2%)で首位となり、自民13.5%(16.2%)、立憲8.5%(7.8%) 、維新5.2%(6.4%)」(参考)。

いずれも国民民主が立憲を上回っている。

因みに、読売新聞の衆院比例投票先調査では、自民トップで、2位は立憲。国民民主は公明党と共産党より下の5番手だった(参考)。そして、衆院比例得票数の結果は自民、立憲、国民民主の順だった。

立憲の中には「数の組み合わせでキャスティング・ボートを握っただけで、高々支持率6.4%の国民民主党の言う事が、「民意だ!」などと言うのは、いい加減にして頂きたいと思います」などと述べていた議員がいたが、民意の流れは完全に変わってきている。

衆院選以降、立憲と国民民主の民意での立場は逆転。これが「103万の壁」重視と「選択的夫婦別姓&紙の保険証」重視との違いだろう。

参院選まで約半年。このままの流れを維持すれば、国民民主の議席増は間違いないだろう。

ネットの反応

以前から国民民主に期待していたんですが、全然存在感がなく泡沫政党っぽくなっていたのが、前回の衆議院選から躍進して、とうとう野党トップですか!対決でなく対案をという結党当初からのテーマを今でも貫いて、昨今は手取りを増やすという政治で一番大事なわかりやすさを前面に出してますね。
国民民主党は若い世代が中心に支持がありますね
上の年代で支持が広がってないのは、103万円の壁が自分とは関係ないと思ってるからではないでしょうか
国民民主が立憲を抑えて野党トップとなっている。政策が、虐げられている庶民の手取りをアップさせようという、分かりやすさにあると思う。この政策提起により、国民が「税」というものに関心を示した。それだけでも大きなインパクトがあったように思える。
国民民主党は批判ばかりの立憲とは違って、政策本位で日本国民のために頑張っていますからこの結果は当然だと思います。
国民民主は若者世代、立憲民主は還暦以降世代、自民は若者以外という、世代によって支持が違うのは面白い。
国民民主党は昨秋の衆院選でも議席伸ばしてるし、ただただ与党をボコボコに叩いて批判する「立憲共産党」とかの左派野党とは違い、政策も提案してる。







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