
安住委員長、時間オーバーでも質問続けるれいわ議員の質問を強制終了
28日の衆院予算員会で、れいわ新選組の大石晃子衆院議員が予定の質問時間を過ぎても質問を続けていたため、安住淳委員長が注意を促した。しかし、それでも質問を続けたため、安住委員長は「大石さんの質疑は終了しました」と宣告し、強制終了させた。
衆院予算委員会の安住淳委員長は28日の同委員会で質問に立ったれいわ新選組の大石晃子衆院議員に対し、予定の質問時間を過ぎて質問を続けたとして、大石氏の質問を「強制終了」させる場面があった。
各会派の質問者に割り振られた質問時間のうち、れいわの大石氏の持ち時間は14分の予定だった。大石氏は、質問時間の終盤は社会保険料について質問していたが、安住氏は大石氏が質問を続けている途中で「大石さん、時間が過ぎています」と、終了を促した。
大石氏は「そうですね。まとめます」と応じたが、その後も質問を続けたため、安住氏は「大石さん、もういいですか」と再度促し、他党からも時間を守るように求める声が出た。
大石氏は「確かに時間が来ていますが、まだ11分ですよ」と訴えたが、安住氏は「もう46秒オーバーしているので、やめてください」と指示。「国の力がないと国民の命は救えないんです」「国民を殺すのはやめてください」と訴える大石氏の主張にかぶせる形で、安住氏は「大石さんの質疑は終了しました」と宣告。「時間を守ってください。ルールですから」と語気を強めて、次の質問者との交代を促した。
大石氏はこの日、27日に行われた旧安倍派の元会計責任者に対する参考人招致や、高校授業料無償化や社会保険料の負担軽減策の自民、公明、維新の3党合意などについても、持論をまじえながら石破首相の見解をただした。
安住委員長の仕切りがこのところ話題となり、高評価を得ているようだ。しかし、これは普通のこと。大石氏の行動がネット上では問題視されている。
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