
元国民民主党の県知事が、古巣の国民民主党の財源を示さない姿勢を大批判!!
国民の期待を集め、103万円の壁の引き上げを目指していた国民民主党。しかし、その交渉過程では稚拙な姿勢が目立った。
その稚拙な姿勢に対して、元同僚で現在は和歌山県知事を務める岸本さんが辛辣な言葉を送っている。
「私が国民民主党に残っていれば、こんなことは絶対させなかった」と県議会の一般質問で語ったというのだ。
元同僚の目にも稚拙に映った国民民主党の姿勢。その姿勢を改めなければ、集まった期待も散るに違いない。
元同僚が国民民主党に辛辣な言葉!
103万円の壁引き上げという一点突破で注目を集めている国民民主党。世論調査では立憲民主党を上回る政党支持率を叩き出している。
そんな国民民主党だが、元同僚からみるとその姿勢は責任政党としての体をなしていないというのだ。
質問者は、同党の県連代表を務める浦口高典議員(改新クラブ、和歌山市)。岸本知事は衆院議員時代は党の幹部だったのに、昨年11月に「103万円の壁」の協議を巡り「政党として無責任」とコメントしたことに対し「立場が変われば考えも変わる」と皮肉った。
「答弁は必要ない」とされたが、岸本知事は「政党として主張するのは自由だが、財源の手当を同時に提案するのが責任政党の在るべき姿だ」と反論。「交渉の過程で、財源については知らんと、与党が考えることだという態度を取ったので、それは責任政党の体をなしていないと記者会見で申し上げた」と説明した。
(出典 和歌山県)
確かに、だ。岸本さんが言うように、財源は知らん、与党が考えることとは無責任極まりない態度だ。
さらに、岸本さんは国民民主党が税収の上振れ分を財源に充てるという主張も、税収は景気に左右されるため「全く理解ができない」と批判したのだ。
元同僚の目にも映る国民民主党の稚拙、杜撰な交渉。
この稚拙さ、杜撰さを改善するつもりは国民民主党にないのか。このような姿勢を継続すれば、国民の期待は一時的なもので終わるに違いない。