
岩屋外相が中国の王毅外相に台湾海峡問題を突き付ける!→台湾外交部が謝意を示す!!
ビザ緩和問題によって親中派としてのイメージが強くなってしまった岩屋外相。しかし、だ。そんな岩屋外相が東京で開かれた日中外相会談で違った一面を見せた。
なんと、中国の王毅外相に対して台湾問題を突き付けたのだ。
その結果、台湾外交部が謝意を示す異例の事態になっている。岩屋外相には今回だけではなく、常に物言う姿勢を示し続けてもらいたい。
岩屋外相の発言に台湾外交部が謝意!
昨年、突然中国人に対してのビザ緩和を表明し、国内から反発の声に晒された岩屋外相。親中派とのイメージが色濃くなったビザ緩和だが、岩屋外相が違った一面を日中外相会談で見せた。
22日、東京で開かれた日中外相会談。その場で岩屋外相は台湾海峡について「軍事情勢を含む動向を注視している」と述べ、力や威圧による一方的な現状変更の試みに反対を表明したのだ(参考)。
そして王毅外相が、自衛隊制服組トップの統合幕僚長を務めた岩崎茂氏を、台湾行政院が政務顧問に任命したことを提起した際には「政府として関与したものではない」と一刀両断したと言うのだ。
(出典 外務省)
中国に対して物言う姿勢を示した岩屋外相。この岩屋外相の発言の後、予想外の事態が待っていた。なんと台湾外交部が岩屋外相の発言に対して謝意を示したというのだ。
外交部の林佳龍部長は、日本政府が台湾海峡を取り巻く情勢について関心を寄せ、台湾海峡の平和と安定に対して揺るぎない支持を示していることに謝意を示すとともに、台湾は一貫して国際社会が地域の平和を維持するために前向きな行動をとることを歓迎していると強調。今後台湾も、自国の防衛力を強化し、近い理念を持つ国々との連携を強化することで、台湾海峡やインド太平洋地域の平和、安定、繁栄を確保していきたいとコメントを寄せている。
親中派とされてきた岩屋外相だが、今回の日中外相会談では見事な立ち回りを見せた。
台湾だけではなく、我国も中国の脅威に晒され続けている。岩屋外相には今回だけではなく、今後も中国に対して厳しい姿勢を示し続けていってもらいたい。