• HOME
  • 政治ニュース , 野党
  • 毎日と朝日の「立憲との基本政策合意調整」報道について榛葉幹事長「ちょっと誤解をされている」「連合方針を共有し確認するだけ」

毎日と朝日の「立憲との基本政策合意調整」報道について榛葉幹事長「ちょっと誤解をされている」「連合方針を共有し確認するだけ」




毎日新聞が「立憲・国民・連合、参院選見据え基本政策で合意へ 選挙協力進むか」を報じ、ネット上では落胆の声が広がっていることを紹介させていただいた(参考)。しかし、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は定例記者会見で報道の内容の一部を否定した。

国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が28日、国会内での定例会見で、同党が立憲民主党、支持母体の1つである連合(日本労働組合総連合会)と基本政策で合意する調整に入ったとの一部報道を受け「我々は此の内、変わらないから。今までと全く変わりません。ネット上の多くの皆さん、安心してください。国民民主党は変わりませんから」と呼びかける場面があった。

記者から「報道では、憲法とかエネルギー問題に関して、かなり玉虫色だという書かれ方をしている。そういう中で、SNSなんかで、支持者たちがかなり不安の声とかを出している」と質問された榛葉氏。「ちょっと誤解をされているのは、立憲さんとうち(国民民主)が何か合意してまとめるのではなくて、連合方針…連合さんが訴えている政策をともに共有するものがたくさんありますから、それを確認するということ」と説明した。

続けて「ですから、何か新しいものを作って距離が縮むとか接着剤になるとか、そういう類いのものではないし、その先に選挙協力があるなんてことは当然ない」と、両党間で選挙協力が進む可能性を否定した。

会見の最後でも、改めて「連合との政策を共有するということですから。連合さんの政策に、我々も寄り添うと。大切な連合さんの政策、それの実現のために我々も頑張るということを確認するということです」と強調した。

引用元 国民民主・榛葉氏「ネットの皆さん安心して」異例の呼びかけ 立民との基本政策合意調整、一部報道

毎日新聞は「立憲民主党と国民民主党、連合が、夏の参院選を見据えた基本政策で合意する調整に入った。連合の呼びかけに両党が応じた形で、政策合意を機に両党間の選挙協力が進む可能性が出てきた」と報じていて(参考)、「関係者によると両党の政調会長と連合出身議員らで基本政策の素案をまとめた。両党は近く、3者合意に向けた党内手続きに進む方針」ともあった。

朝日新聞も同様に「立憲・国民民主・連合が基本政策で共同文書策定へ 選挙協力は不透明」(参考)で「立憲民主党と国民民主党、両党を支援する連合は憲法やエネルギーなど5分野の基本政策をめぐり、共同文書のとりまとめに向けた最終調整に入った。両党で考え方に開きがある原発政策などは具体的な表現を避け、玉虫色の合意にとどめた」と報じていた。

毎日と朝日の報道について、国民民主に対して「ガッカリ」「残念」「応援できない」という声が広がっていた。しかし、榛葉幹事長の言う通りならば、報道はまったくの事実誤認ではないかもしれないが、ミスリードを誘う紛らわしい報道と言わざるを得ない。榛葉幹事長が会見で否定しなければ、報道がそのまま鵜呑みにされ続けていたかもしれない。

国民民主の人気を下げようとする仕込みだろうか?とも思えてしまう。

毎日と朝日に限らず、全メディアには正しい報道をするよう、くれぐれもお願いしたい。




この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!