
自民・小野田氏、省庁や議員会館のロボット掃除機が中国製で「調達基準に安全保障の観点はないのか」⇒両院事務局とも「盛り込んでいない」
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省庁や議員会館で稼働しているロボット掃除機を調べたら衆院が中国メーカー、参院は日本メーカーだが中国製だったという。
自民党の小野田紀美参院議員が9日の参院地方創生・デジタル特別委員会で取り上げ、「調達基準に安全保障の観点はないのか」と指摘。
「省庁の中国製ロボット掃除機のカメラから情報漏洩」 自民・小野田紀美氏が危険性指摘
https://t.co/qDuewZWVqt議員会館で稼働しているロボット掃除機を調べたら衆院が中国メーカー、参院は日本メーカーだが中国製だったと指摘。調達基準に安全保障の観点はないのかと質問した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 11, 2025
中央省庁や議員会館で稼働している中国製のカメラ付きロボット掃除機から「モノのインターネット(IoT)」を通じて情報が漏洩する恐れがあるのではないかー。そんな疑問を自民党の小野田紀美参院議員が9日の参院地方創生・デジタル特別委員会で取り上げた。
小野田氏は、議員会館で稼働しているロボット掃除機を調べたら衆院が中国メーカー、参院は日本メーカーだが中国製だったと指摘。調達基準に安全保障の観点はないのかと質問したが、両院事務局とも「盛り込んでいない」とした。
小野田氏はこの問題の所管省庁はどこなのかーと、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)や経済産業省に答弁を求めたが明確な説明はなかった。国家安全保障局は「どのようなことができるか(省庁と)連携して考えていきたい」とした。
平将明デジタル相は、所管外とした上で「掃除がロボットやAIやIoTになってきて、通信につながるといろんなことができる。リスク管理に重要なのは『これで、こんなことできるよね』というイマジネーションや妄想力」と指摘。
「(漫画の)攻殻機動隊を見ていると、IoT端末を乗っ取って暴れさせるというのは、よく出てきたシーンだ。掃除ロボットが話を聞いていたかもしれないという妄想、想像力を働かせて、対策することは重要だ」と述べた。
両院事務局とも「盛り込んでいない」という。
情報通信機器などについては、中国製を排除しているようだが、掃除ロボットまでは気が回らなかったのか。
小野田氏は漫画の世界の話を例として挙げている。飛躍し過ぎと思うかもしれないが、可能性としては決してないとは言えない。こういったあたりは若い世代の議員の方が柔軟な発想を示してくれるようだ。
そもそもスパイ防止法すらないのに不満を持っている。せめて安全保障については、あらゆる可能性を想定し、国益を守るように対応していって欲しい。
それと、日本の省庁や議員会館なら、日本製を使って企業を応援すべきだろう。いったい何を考えているのやら。
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