
立憲民主党議員「高々支持率6.4%の国民民主党の言う事が、「民意だ!」などと言うのは、いい加減にして頂きたい」→数カ月経ち、国民民主党が立憲民主党を上回ることが常態化!!
通常国会が後半戦を迎えている中、一向に期待が高まらない野党第一党の立憲民主党。
その期待の低さを如実に表れているのが世論調査だ。野党第一党でありながら、国民民主党に逆転されている状況が常態化している。
参院選を前に失速、没落という言葉がピッタリの立憲民主党。消費税減税めぐって内部抗争をしている場合ではないのでは?
世論調査で国民民主党を下回り続ける立憲民主党
立憲民主党がより深刻な事態に陥っている。一過性と思われた国民民主党への支持が立憲民主党を上回る状況が常態化しているのだ。
今年の1月、立憲民主党の米山さんはXに次のような投稿をしている。
立憲の支持率が高い訳ではありませんが、数の組み合わせでキャスティング・ボートを握っただけで、高々支持率6.4%の国民民主党の言う事が、「民意だ!」などと言うのは、いい加減にして頂きたいと思います。https://t.co/bhs4k0yvZl
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) January 14, 2025
国民民主党の支持率について「高々」「民意というのはいい加減にしていただきたい」といいたい放題だ。
しかし、だ。米山さんが引用したNHKの世論調査だが、現状は全く違った様相を呈している。
NHKが発表した4月の世論調査では、立憲民主党の支持率は5.8%、一方国民民主党の支持率は7.9%もあるのだ。更に、だ。18~39歳で見てみると立憲民主党は僅か3.6%、国民民主党は22.1%もある。(参考)
各年代を見ても、立憲民主党への支持が一番高いのは80歳以上の9.3%だ。国民民主党と差が開く一方の立憲民主党だが、この最新の世論調査を見ても米山さんは同じことをいうのか。
NHKだけではない。読売新聞の最新の世論調査では立憲民主党は国民民主党に倍以上の差をつけられている。
政党支持率は、自民党が28%(前回26%)、国民民主党が13%(同12%)、立憲民主党が6%(同6%)、公明党が3%(同2%)、れいわ新選組が3%(同3%)、日本維新の会が2%(同3%)、共産党が2%(同1%)、参政党が1%(同0%)、日本保守党が1%(同1%)などの順。無党派層は37%(同40%)だった。
政党支持率だけをみれば、夏の参院選で苦戦することが想定される立憲民主党。他の野党から協力を得られなければ、議席数維持すら怪しいのではないか。
政策よりも政局、さらには内部抗争、そして蓮舫さんを筆頭に古い政治家の擁立に奔走。これをみると期待する人がいることのほうが不思議でならない。