
今年1月、沖縄メディアの記者を乗せた船が、潜水中の漁業者に接近しコンプレッサーのホースを巻き込む⇒なぜ今頃判明?記者所属のメディアは隠蔽していたの?
今年1月、名護市辺野古の海域で漁をしていた潜水中の漁業者に、メディア記者が乗ったプレジャーボートが接近。漁船から漁業者に酸素を送っているコンプレッサーのホースをプロペラに巻き込むというトラブルが発生していたとのこと。
一歩間違えば生命の危機。漁業者は運よく脱出でき、けがはなかったという。
記者は移設に反対する自然保護団体が実施中のサンゴ礁調査を取材中だったと見られるとのこと。
米軍普天間飛行場の移設作業が進む名護市辺野古の海域で、今年1月、県内メディアの記者を乗せたプレジャーボートが潜水中の漁業者に接近するトラブルを起こしていたことが分かった。記者は移設に反対する自然保護団体が実施中のサンゴ礁調査を取材中だったと見られる。事態を重く見た名護漁協の安里政利組合長は「今後、工事が進展すると反対運動が活発化し、漁業者が危険にさらされる可能性がある」と、反対運動絡みのトラブル続発を懸念している。
名護漁協によると、トラブルは1月21日に辺野古平島海域付近で発生した。漁業者が漁船の近くで約10㍍潜水し、魚や貝を採取していたところ、記者を乗せたプレジャーボートが漁船まで約15㍍の距離に接近。漁船から漁業者に酸素を送っているコンプレッサーのホースをプロペラに巻き込んだ。
漁業者は引きずられて海水をのんだが、ホースの結束部が外れたため脱出でき、けがはなかった。
プレジャーボートには操縦者の船長と記者が乗船し、汀間漁港から出港。辺野古の海域でリーフチェックを行っている自然保護団体の船を取材中だったと見られる。
漁業者は潜水作業中であることを示す国際信号旗(A旗)を漁船に掲げており、通常なら周辺を通る船は迂回する必要があった。トラブルを受け、中城海上保安部は船長を厳重注意した。中略
名護漁協によると、辺野古海域では移設反対派のカヌーが工事の作業船や警戒船としてチャーターされた漁船に接近し、船体をつかむなどの危険行為が昨年から数件報告されている。
安里組合長は、けが人が出ると漁業者の責任になる可能性があると懸念。「漁業者の安全を守るのが漁協の義務。抗議行動が過激になって事件事故が起こってはいけない。反対するのは個人の自由だが、迷惑行為はやめ、安全を守ってほしい」と求めた。
昨年6月に名護市安和桟橋の出口付近で、活動家を庇い警備員が亡くなった事故の記憶が新しい中、産経新聞が「抗議活動中の70代男性が安全ネットを乗り越えた際に、50代の男性警備員が転倒し、負傷していたことが16日、関係者への取材で分かった」と報じていた(参考)。
そして、辺野古周辺海域では反対活動家の危険行為が継続されているという。
安里組合長も言っているが、反対運動をするのは構わないが、他者に迷惑をかけない範囲で行って欲しい。沖縄県もいい加減に危険な行為をする抗議運動について、対応に乗り出すべきだ。
また、記者が取材のために乗っていた船のトラブルということだが、取材中の記者が同乗していたのに、今年1月の事故がなぜ今頃明るみになったのか。記者が所属していたメディアは、事故のことを隠蔽していたのだろうか。それとも記者が黙っていたのだろうか。
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