
加藤勝信財務大臣に対し、読売新聞がデタラメ記事で大誤報!ベッセント財務長官のありもしない発言を報じ、財務大臣と財務官が発言はなかったと大否定!!
衝撃だ!ベッセント財務長官の言ってもいない発言を読売新聞が報じているのだ。
しかし、これを加藤財務大臣と三村財務官が全否定しているのだ。読売新聞は、今すぐ謝罪訂正すべきである!
加藤勝信財務大臣に対し、読売新聞がデタラメ記事で大誤報!
読売新聞は、4月25日、加藤財務大臣とベッセント財務長官の会談を報じ、「為替政策を巡って協議した。ベッセント氏は「ドル安・円高が望ましい」と述べ、トランプ米大統領の意向に沿って為替水準への強い懸念を表明した模様だ。」と書いた。(参考)
しかし、だ。この発言は、ベッセント氏のXを見ても、公式発表でもない。
Very constructive talks with Minister of Finance Katsunobu Kato of Japan.
I was pleased to follow up on previous reciprocal trade discussions between the United States and Japan, as well as to discuss matters pertaining to exchange rates.
Looking forward to our next… pic.twitter.com/9B8Q5Ny7Ri
— Treasury Secretary Scott Bessent (@SecScottBessent) April 26, 2025
ベッセント氏もXで「為替に関する議論をした」と言っているだけだ。
おまけに、だ。これを当事者の加藤勝信財務大臣が全否定しているのだ。
ワシントンD.C.での全行程を終えて、先ほど日本に帰国しました。26日(土)の読売新聞朝刊1面の記事に、ベッセント財務長官が私との会談において、「ドル安・円高が望ましい」と述べた、と書かれておりましたが、全くもって事実と反しており、大変驚かされました。私が記者会見で申し上げたとおり、ベッ…
— 加藤勝信 (@KatsunobuKato1) April 26, 2025
「ベッセント長官からは、為替水準やそれを管理する枠組みといった話は一切でておりません。なぜこうした記事が出るのかは分かりません」と言うのである。
財務官の三村淳氏も、読売新聞の報道は100%事実ではないと記者団に語っている。(参考)
ここまでくれば、だ。読売新聞の報道が事実とは考えにくい。実際、読売新聞は“模様だ”と弱弱しい書き方である。
もしも、読売新聞の報道が虚偽ならば、こんな為替相場に混乱をもたらし、必死に対米交渉をしている加藤財務大臣の足を引っ張るようなことをしたことになる。とんでもない事だ。
いずれにせよ、だ。ここまで財務大臣も財務官も否定する内容を出してしまった読売新聞は、説明責任を果たすべきだ。嘘なら撤回謝罪し、本当ならば、第三者が検証可能な根拠を公開すべきだ。
読売新聞の大猛省を望む。