
中国ヘリの領空侵犯を外務省が抗議⇒中国が反論「日本の民間機が魚釣島の領空に侵入した」と逆抗議
中国海警局の船舶から発艦したヘリコプターが、沖縄県尖閣諸島周辺で、我が国の領空を侵犯した問題で、外務省が中国の呉江浩駐日大使に厳重抗議をすると、中国が在中国日本大使館の横地晃首席公使に抗議した。
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国海警局(海警)の船からヘリコプターが発艦して日本の領空を侵犯した問題で、中国外務省の劉勁松アジア局長は4日、在中国日本大使館の横地晃首席公使に抗議した。中国外務省によると、劉氏は「日本の右翼分子が操縦する民間機が釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)の領空に侵入した」と主張した。
この問題では、外務省の船越健裕事務次官が3日、中国の呉江浩駐日大使に厳重抗議して再発防止を強く求めており、中国側が抗議し返してきた形だ。日本大使館によると、横地氏は中国側の領空侵犯などについて「重ねて極めて厳重に抗議」するとともに、再発防止を強く求めた。
また、中国国防省は4日、海警の行為が「完全に正当で合法」だったと主張する報道官談話を発表した。談話は「中国側は引き続き有効な措置を講じ、国家の領土主権と海洋権益を揺るがずに守る」とした。
海警は2018年から最高軍事機関の中央軍事委員会の指揮下に入っており、「第二海軍化」が進んでいると指摘される。
「日本の許諾なく、主権国の領空を侵犯する事は極めて危険かつ挑発的な行為であり、断じて許されざる行為です。日本政府・外務省による「極めて厳重な抗議」が、一体どれほどの実効性を持ち得る抗議なのか、外務大臣の覚悟が問われます」と、自民党の有村治子議員。
中国海警局の船舶から発艦したヘリコプターが、沖縄県尖閣諸島周辺で、我が国🇯🇵の領空を侵犯したとの報道。
日本の許諾なく、主権国の領空を侵犯する事は極めて危険かつ挑発的な行為であり、断じて許されざる行為です。… https://t.co/jPIDDhk6eQ
— 有村治子(参議院議員・全国比例) (@Arimura_haruko) May 3, 2025
遂に本格的に領土を主張して、日本の抗議に反論するようになった。いよいよ事態は深刻。
外交筋でどうのこうのいったとて、今の外相は防衛相時代に韓国のレーダー照射問題を有耶無耶にした張本人で、超媚中派と言われている人物なのであてにはならない。こんな時に垂秀夫氏が大使でないのが残念でならない。
外務省があてにならない以上、いまこそ石破首相は、亡くなった石原慎太郎氏に「尖閣に自衛隊を置くというのは一番いい実効支配を示す事になります。中国が何を言おうと総理が“それをやるんだ”という風にズバッと言えばいいだけの事」と述べたことを実行する時だ。石原氏が「あなたが総理になったらそれを言う?」と質問すると、石破氏は「そりゃ言うでしょうね私は。言うでしょうね」と述べていた。有言実行は今しかない。出来ないのなら首相の座から降りていただきたい。
ネットの反応

勝手に尖閣の領有権を主張して日本が領空侵犯したとは中国らしいですね。



