
立憲民主党の岡田さん、「改革の流れを一歩進めるか、元のもくあみになるかの選挙だ」と参院選立候補予定者を応援→その候補、世襲ですよね?過去に世襲批判していませんでしたか?
参院選に向けて各党立候補予定者が支持拡大に動いている。当然、各党、名が知れた弁士を送り込み、立候補予定者の浸透に努めている。
立憲民主党の岡田さんも鹿児島選挙区を訪問し、立候補予定者のために汗を流している。
だが、岡田さんが入った鹿児島選挙区、立憲民主党が推薦を出した立候補予定者は、誰がどう見ても世襲なのだ。
以前は世襲について厳しい批判をしていた岡田さん。野田さんが消費税で方針転換したように、岡田さんも自らの信念を曲げるのか?
世襲批判をしていたのに、まさかの世襲を応援??
迷走ばかりが目立つ立憲民主党。党としての迷走もさることながら、議員個人としても迷走している人物がいる。
それが幹事長の要職を務めた経験がある岡田さんだ。
岡田さんは参議院鹿児島選挙区を訪問し、立候補予定者の応援のための演説を行った(参考)。
しかし、だ。岡田さんが応援に駆け付けた立候補予定者は自民党の大物の前参議院議員の三女なのだ。せめて選挙区が違うのであれば世襲ではないとの主張も通るかもしれないが、父の前参議院議員も同じ鹿児島選挙区だったのだ(参考)。
立憲民主党は世襲ではないと強弁しているが、岡田さんは民主党時代に世襲について次のように語っている。
――そもそも世襲の何が問題なのでしょう。
「思いと志があり、努力すれば誰もが政治家になれるということが、日本では制限されてきた。日本の民主主義を弱くしているそんな状況を打開したい」
(出典 衆議院)
民主党時代は、世襲は日本の民主主義を弱くしていると語っていた岡田さん。今では考え方を改めたのか。
考える方が変わるのは岡田さんに限ったことではない。つい先日も代表の野田さんが消費税についての考え方をコロッと転換した。
言っていたことがいつの間にか変わる人物。そのような人物、そんな政党が有権者から支持されるわけがない。