
立憲民主党の小川さんがまたしても「古い政治に終止符を打ちたい」「その為には党利党略を主張するな」と迷言連発!ご自身らの過去の言動を見ていないの???
都議選が終わり、参院選一色になっている国政。そうした状況を反映してか、立憲民主党で幹事長を務める小川さんが一生懸命アピールしている。
しかし、だ。やっぱりいつもの小川さんだった。熱を込めて語れば語るほど、理解に苦しむ内容になっているのだ。
いい加減、党勢拡大を阻んでいるのが小川さん自身であることに気が付いてもらいたい。
小川さん、熱く語るものの、結局いつも迷言に
数だけは野党第一党のものの、存在感を示すことなく通常国会が終わってしまった立憲民主党。
参院選が目前に迫っている中、幹事長の小川さんがAERAの取材に応じていた。
――今回の参院選で過半数を獲得すれば、政権交代が視野に入ってきます。
2009年の(自公からの)政権交代も、07年の参院選で自民党・公明党が過半数を割ったことが大きな契機。今回はすでに衆議院で野党が過半数を握っているため、この参院選でとどめを刺す――古い政治に終止符を打ちたい。現在、「外堀」は埋まりつつあり、次は「内堀」を埋めて「城」を落とす段階です。
(出典 衆議院)
「古い政治に終止符を打ちたい」と参院選への意気込みを語る小川さん。しかし、だ。“古い政治”というが立憲民主党が“新しい政治”とやらを示すことが出来ているのか。
代表は悪夢の民主党政権で首相を務めた野田さん、そして小川さん自身も悪夢の民主党政権の一員だったはずだ。
それに、だ。参院選で昨年の東京都知事選で大惨敗を喫した蓮舫さんを擁立する時点で“新しい政治”でも何でもない。
古い政治家が牛耳っている党内で、新しい政治を実現できると思っている方がどうかしている。
更に、小川さんは自分の過去の言動を棚に上げて次のような発言もしている。
――改選議席は124。自公は50議席を確保すれば参院全体の過半数を維持できる。一方、野党は焦点である全国32の「1人区」で、候補者の一本化が進んでいません。
1人区での候補者一本化は理想ですが、党利党略を主張すると、どうしても衝突が起きます。ただ古い政治を変えるためには、時には譲り合わなければならない。
(出典 衆議院インターネット審議中継)
「党利党略を主張すると、どうしても衝突が起きます。」という言葉が小川さんから飛び出すとは驚きだ。
2021年の衆院選では、対抗馬を取り下げてもらうために、日本維新の会の幹部会に乱入し、直談判していたのだ。(参考)
他党の幹部会に乱入し、衝突していた小川さんから“党利党略”という言葉が聞けるとは失笑しかない。衝突を起こした人物が語ったところで説得力はない。
幹事長として党勢拡大に奔走しているのは理解できるが、明らかに幹事長の器ではない。
熱量こそあれ、迷言が続く小川さんには、参院選後は幹事長の職を退いてもらいたい。