
野田代表「多文化共生は日本の取るべき道。日本自体が成り立たなくなる」⇒批判殺到
立憲の野田代表の発言が炎上している。
野田代表は新聞社のインタビューで「多文化共生は日本の取るべき道。外国人を受け入れる社会を作らないと、日本自体が成り立たなくなる」と語っていた。
立憲民主党の野田佳彦代表は6月30日、東京新聞などのインタビューに応じ、参院選(7月3日公示、20日投開票)の争点として浮上している外国人政策を巡り、「多文化共生は日本の取るべき道。外国人を受け入れる社会を作らないと、日本自体が成り立たなくなる」と語り、排外的な政策を掲げる政党と一線を画した。外国人参政権については「党内で検討していない」と話した。(中沢穣)
この発言には「多文化共生など日本が取る道ではありません」「誰だこんな奴を代表に選んだの」「あんたのすぐ横に蓮舫という「多文化共生」の典型的な失敗事例がいるではないか」といった批判的なコメントが殺到していた。
野田代表の言う多文化共生とは何なのか。
2日に開かれた日本記者クラブ主催の討論会ではこの話題があがった。
野田氏は「基本的には人口減少時代で、必要な分野で人材が足りない。外国の人にどんどん来ていただいて、家族も含んで地域社会に溶け込んでいただくという多文化共生社会を作っていくのが目指すべき方向性だと思う。そうでないと、いろんな仕事がワークしない」と外国人を積極的に受け入れる考えを示した。「あまりにも特権的に扱われている分野があるなら是正をしていくのが基本的に大事だと思うが、やはり、日本に来てよかった、住んでよかったと思えるような社会を作ることを理想としながら制度構築をしていかないといけない」と語った。
野田代表は、どうやっていくかという具体的な方策を何も述べていないのも論外だが、人手不足解消のためなら外国人に配慮しろと言わんばかりだ。
一方で、石破首相は、人口減少による労働力不足を指摘した上で「七面倒くさい日本語、日本の習慣は日本政府の負担によってでも習得をしてもらい、適法な人に日本の社会と共生できる形で入ってもらう。違法なものは認めない。どういう人に来てもらうかということについて、日本政府としてもっと責任を持ちたい」と述べ、出入国管理の徹底などを訴えている。(参考)
「七面倒くさい日本語、日本の習慣」には批判が殺到していて、余計なことを言っていると思うが、基本的には「郷に入っては郷に従え」日本に来たからには日本のルールを守ってもらう。日本のルールを守れなければ帰ってもらうというのが石破首相の考えのようだ。
どちらの考えを支持するかは人それぞれだと思うが、個人的には「郷に入っては郷に従え」は当たり前のことだと思う。だが、日本の治安が乱れるくらいならば、人口減少と共に日本をコンパクトにした方がいいという、外国人を拒絶する指摘も少なくない。
なぜいま日本でこれほど外国人問題が騒がれるのか。いち早く移民政策を進めてきた欧米の国が治安崩壊しているからだ。しかも、日本は世界有数の治安大国で、海外からもモラルが高いと認識されている。そこに治安が悪かったりモラルが低かったりする国の人間が来たらどうなるか。多くの日本人はそこを懸念しているし、実際に川口クルド人問題や外国人犯罪などが大きく報じられている。
石破首相は、日本語や日本の習慣を日本政府の負担によってでも習得させると言っているが、それは税金だ。国に外国人労働者受け入れ拡大を迫った経団連や外国人労働者の人権を訴える連合にもある程度の責任を負わせるべきと考える。
立憲の中には選択的夫婦別姓が参院選の大きな焦点と騒いでいる議員がいるが、選択的夫婦別姓よりも、経済対策は勿論だが、外国人問題の方がはるかに大きな争点のはずだ。