
福島党首、参政党の記者クラブ党首討論駆け込み参加に「その手があったか…」⇒それが出来たらここまでの危機的状況に陥ってないのでは?
参政党は、日本維新の会を離党した梅村みずほ参院議員の入党を認め、30日に参院選比例代表への擁立を発表。これによって所属議員が5人となり、駆け込みで日本記者クラブの党首討論に出席する資格を得た。
これを受け社民党の福島瑞穂党首が「その手があったのか…」と漏らした。
社民党の福島瑞穂党首は6月30日、国会内で開いた記者会見で、参院選(7月3日公示、20日投開票)に合わせ、日本記者クラブが2日に主催する党首討論会に自身を招かなかったことを強く疑問視した。「強く抗議したい。非常に残念だ。表現の自由を極めて侵害している。記者クラブが、という所が一番ショックで、残念だ」と恨み節を漏らした。
社民は公選法が定める二つの政党要件のうち、直近の国政選挙で得票率2%以上はクリアしているが、もう一つの所属国会議員5人以上をクリアできていない。日本記者クラブは昨年10月の衆院選を契機に、党首討論に参加する党首を国会議員を5人以上抱える政党に絞ったといい、所属議員3人の社民は認められなかった。
会見では、タレントのラサール石井氏の参院選擁立が発表され、記者が50人以上、テレビカメラも10台近くが駆け付けていた。福島氏は「ここにいるメディアの皆さん、キー局の皆さん、ぜひ呼んでくださるよう心からお願いします」と訴えた。
一方、国会議員が4人だった参政党は6月28日付で梅村みずほ参院議員が入党し、同党は日本記者クラブの党首討論に出席する資格を得た。
会見の終盤、参政党の事情を指摘されると、福島氏は初耳だったようで、「どういうこと?」と述べた上で、「私たちもすればよかった。参政党と日本保守党は呼ばれないと思っていたので…。え、そういう手があったのか。ちょっとショックを受けている」と漏らした。
福島氏の脳裏には参院会派「沖縄の風」のメンバーら複数の無所属議員が浮かんでいたという。
福島党首は恨み節を漏らしたというが、記事にもあるように明確な理由がある。明確な基準が設けれた以上、情に訴えてもどうしようもない。どこかの抒情国家とは違う。これまで議席拡大をできなかった自身の無力さを反省すべきだ。
さて、「その手があったのか」とのことだが、はっきり言ってないだろう。参政と社民ではこれから伸びていくかもしれない政党と没落して消滅の危機にある政党という明確な違いがある。そもそも今の社民に無所属議員を取り込むほどの魅力があればここまで危機的な状況に陥っていないはず。「沖縄の風」のメンバーらも、社民に行くなら立憲、れいわ、共産のどれかを選ぶのではないだろうか。
今さらこんなことを言っているようでは話にならない。普段から党の将来を心配するものの、何も行動を起こしてこなかったと白状しているようなものだ。
ネットの反応



入ってくれるなら入れば良いし、今の時点で社民党に入っていないということは、社民党に入るより無所属の方が国会議員でいれる可能性が高いと判断されてるだけでは?

