
立憲民主党の野田さん、外国人政策のあり方について問われ「外国人に働いてもらうことは避けられない。ちゃんと受け入れていく社会を作らないと、日本自体が成り立たない。」
参院選が公示され、各党の熱戦が始まった。そんな中、公示日前に立憲民主党の野田さんが気になる発言をしている。
東京新聞のインタビューで、外国人政策のあり方について問われた野田さんは「ちゃんと受け入れていく社会を作らないと、日本自体が成り立たない。」と語ったのだ。
外国人政策に対しての関心が集まる中での野田さんの発言。選挙にとって逆効果では?
全く逆の石破首相と野田さんの立ち位置
参院選が始まっているが、産経新聞の報道によると、外国人問題にも関心が集まっているようだ。(参考)
関心が集まる外国人問題だが、立憲民主党の野田さんが、東京新聞のインタビューで外国人問題について言及していた。
──外国人政策のあり方も参院選の争点として浮上している。立憲民主の考えは。
多文化共生は間違いなく日本のとるべき道。人口減少に歯止めがかからない中、介護、看護、障害者福祉などの分野は人材不足。建設や公共交通など社会を成り立たせている基本的な仕事も人がいない。外国人に働いてもらうことは避けられない。ちゃんと受け入れていく社会を作らないと、日本自体が成り立たない。
(出典 衆議院)
外国人を受け入れていく社会を作らないといけないと語る野田さん。外国人が我国に来ることは否定しないが、求められるのは、“外国人を受けいれる”ではなく、“外国人が我国のルールを受け入れる”ことではないのか。
野田さんと真逆の立場を示しているのが、石破首相だ。石破首相は6月に開かれた外国人材の受け入れなどに関する会議で次のような発言をしている。
きょう(6日)開かれた外国人材の受け入れなどに関する会議に出席した石破総理は、「昨今、海外からの就労者や観光客等の増加により犯罪や迷惑行為など、国民が不安を感じるような事案も発生している」とした上で、「ルールを守らない方々には厳格に対応するとともに、必要な対策を着実に推進してもらいたい」と述べました。
(出典 首相官邸)
この石破首相の考え方の方が多くの国民と一致するのではないか。
多くの関心が寄せられる外国人問題で真逆の姿勢が明らかになった石破首相と野田さん。
どちらが政権を担う資質があるかは一目瞭然だ。