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富士山静岡県側が山開き。昨年初日より登山者が2割減。新たな規制の効果か




10日、富士山静岡県側が山開きした。初日の登山者数は、昨年と比べ2割減とのこと。

7月10日、山開きした富士山静岡県側の初日の登山者数は923人で、新たに始まった登山規制の影響もあり、2024年を2割ほど下回ったことが分かりました。

富士山の静岡県側の3つの登山ルートは10日開通し、登山客への事前登録の義務付けや1人4000円の入山料の徴収などの新たな登山規制が導入されました。

静岡県が山開き初日の10日に行った調査によりますと、富士宮口は617人、御殿場口は63人、須走口は243人と3つの登山口で計923人だったことが分かりました。

2024年の山開き初日の登山者数1183人を2割ほど下回りました。

<静岡県 鈴木康友 知事>
「大きな混乱やトラブルなく、スタートを切れたという報告を受けていて、大変いいスタートであった。ルールも厳格化しましたし、入山料も徴収することで、ぜひ皆さんにルールを守った安全な登山をお楽しみいただきたい」

富士山は9月10日まで、静岡県側すべての登山ルートで山頂まで通行できます。

引用元 富士山“山開き初日”の登山客去年より2割減も静岡知事「大変いいスタート」1人4000円の入山料徴収など新たな登山規制実施

2025年から、静岡県は新たに登山規制を設けている。

静岡県側3ルート(富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート)では、以下の登山規制を行います。登山の前に、入山手続きが必要となります。事前に登録をお願いします。
※「入山」とは、県が定める基準点より山頂側に立ち入ることを言います。

①富士山の保全、安全登山に係るルール・マナーの事前学習(eラーニング)の修了
②夜間規制時間帯の入山は、山小屋の宿泊が必要
午後2時から翌午前3時まで
※夜間規制時間帯も山小屋の宿泊があれば、入山できます。
③入山料の納付
1人・1回につき 4,000円をご負担ください。

上記3つの条件を満たすことで入山ができます。
なお、静岡県側では1日あたりの登山者数の上限は設定しておりません。

引用元 https://www.fujisan-climb.jp/Reguration_Shizuoka.html

富士山登山の過密対策として設けられた規制だが、一定の効果が出ているようだ。無計画な登山者や軽装者を入れないなど、登山者に安全な登山を促すためにも山梨県側のようにゲートがあった方がいいのではないかと思ったが、静岡県側は3ルートがあり、ゲート設置もだがレンジャー配備が困難なのだろうか。

登山料については、「妥当な価格」「まだ安い」「外国人はもっと上げるべき」と、様々な意見が出ている。




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