
参院選沖縄選挙区で「オール沖縄」勢力候補が当選で、玉城知事「移設反対の民意はぶれていない」⇒はたしてそうだろうか?
参院選沖縄選挙区で「オール沖縄」勢力の候補が当選したことを受け、玉城デニー沖縄県知事が「移設反対の民意はぶれていない」とコメント。
参院選沖縄選挙区で「オール沖縄」勢力が擁立する高良沙哉氏が当選を確実したことについて、選対本部長を務めた玉城デニー知事は「高良さんに対する期待の大きさだ」と喜んだ。米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設については「移設反対の民意はぶれていない」とし、新基地反対の民意が改めて示されたと強調した。
市長選ではオール沖縄勢力の敗北が続いていたことに触れ「国の中でどう県民が訴えていくかという思いは、全くぶれていなかった」と話した。
選挙戦で参政党が一定の存在感を示したことについて「分かりやすい言葉で国民に語りかけ政治に参加させ、今までにないインパクトがあった」と振り返った。一方で「沖縄の戦後教育など誤解が甚だしいところもあり、物議もあった」と述べた。
「移設反対の民意はぶれていない」という認識はいかがだろう。
高良沙哉氏は得票率40.8%、奥間亮氏は37.5%、和田知久氏は19.5%。年代別で言うと、奥間氏が各年代まんべんなく票を集めたのに対し高良氏支持は60代以上が集中。10~30代は和田氏が票を集めた。40代は3者が拮抗。50代は高良氏と奥間氏が票を集めた。
得票率を見てもわかるように、保守系候補を合わせれば57%と過半数を超えている。せめて高良氏が50%以上獲得していれば「移設反対の民意はぶれていない」と言えただろう。だが、玉城知事にとって残念だろうが、県民の過半数は保守系に投票している。都合の悪いことには目を背けるのは相変わらずだ。それに、年代別を見ても、オール沖縄勢力を支持する層は高齢者がメインとなっている。前回の2022年参院選よりも得票率は落ちていることから確実に基地反対の民意は薄れてきているし、若年層から支持されていないことから将来性もないことがわかる。
それよりもいい加減に県民の生活安定に注力してはどうだろうか。
ネットの反応

じゃあ普天間はどうするの?


安全に暮らせるのは、毎日対応をしている自衛隊員がいるからじゃないですか?

市長選でオール沖縄勢力の敗北が続いたのは「辺野古反対の民意」がぶれていた証拠である。
自民の批判票がたまたまオール沖縄推薦候補に回っただけ。
沖縄の有権者の全てがオール沖縄を支持したわけでは絶対にない。

2022年の参院選でのオール沖縄擁立候補と比べると
得票数、得票率ともに落ちていてオール沖縄への支持
が落ちているのは明らか。