
外務省が約20年ぶりの大規模組織改編!海外の邦人保護に関わる体制も強化→組織の問題なの?
我国の中央省庁でパッとしない省庁の一つ、それが外務省だ。アフガンでは全世界に恥をさらしたことは記憶に新しい。
そんな外務省が約20年ぶりとなる大規模な組織改編を行うことになった。その組織再編では、邦人保護も関する体制も強化されるという。
体制を整えても、実行力、そして能力が伴っていないことにいつになったら気が付くの?
組織改編より“人”の問題では?
いつも失策で注目を集める外務省。そんな外務省が大改編に打って出た。経済安全保障政策、人口知能に関する外交戦略の専門部署等を新設するというのだ。
ただ単に予算確保のための新設としか思えないが、これに加えて邦人保護に関わる体制も強化されるという。
しかし、だ。この外務省という役所が邦人保護で役に立ったことがあるのか。
現に中国に拘束された邦人の解放は一向に進まず、判決が確定する有様だ。
中国で、大手製薬会社の日本人男性社員が「スパイ活動を行った」として懲役3年6か月の判決を受けた裁判で、男性が控訴しなかったことがわかりました。これで判決は確定することになりますが、日本政府は、引き続き早期釈放を求めていくことにしています。
中国 北京の裁判所は、今月16日、大手製薬会社、アステラス製薬の60代の日本人男性社員に対し「スパイ活動を行った」として懲役3年6か月の判決を言い渡しました。
北京にある日本大使館によりますと、期限となる28日までに男性は控訴しなかったということです。
これで判決は確定することになります。
中国で拘束された邦人は今回が初めてではない。2015年以降、スパイ行為に関わったとして、これまでに17人の日本人が拘束され、今回の男性を含めて12人に、懲役3年から15年の判決が言い渡されているのだ。
このような事実をみれば、外務省がいかに役に立たないかよくわかるはずだ。
組織改編という名のもとで予算を分捕ろうとする外務省。こんな役所は無用の長物だ。



