石破首相「俺はこの国を滅ぼしたくないんでね」と続投意思

石破首相が「俺はこの国を滅ぼしたくないんでね」と、続投の意思を継続している。

参院選で惨敗し辞任圧力にさらされる石破茂首相（自民党総裁）は今も続投の意思を崩していない。背景にあるのはポピュリズム（大衆迎合主義）への対抗心だ。さらに、党再生のために自ら政治改革を断行すべきだとの思いに傾き、秋の臨時国会で政治資金制度改革に道筋をつけたい考えだ。ただ、その思いへの共感は広がっていない。

「俺はこの国を滅ぼしたくないんでね」。今月上旬、首相は周囲にこう語った。石破降ろしが吹き荒れる党内政局に「だったら（代わりの首相は）誰がいいの？」と不快感を示す。

自民は19日にも総裁選挙管理委員会の初会合を開き、総裁選の前倒しの検討を本格化させる。首相の外堀は埋まりつつあるが、退陣を考えるそぶりは全く見せない。

続投意欲を駆り立てているのは「日本人ファースト」を掲げた参政党や「手取りを増やす」と訴えた国民民主党の躍進だ。両党の手法をワンフレーズ・ポリティクスによるポピュリズムだと考えており、周囲に「都合のいいアジテーション（扇動）でこの国はよくなるのか」と口にする。

一部メディアによる「退陣へ」との報道も、一時のムードに屈するわけにいかないという意識を芽生えさせた。首相は周囲に「辞めさせたいという意図だろう。そうはならんが」と反論した。

以下ソース

引用元　「この国を滅ぼしたくない」石破首相の変わらぬ続投意思　背景にポピュリズムへの対抗心

色々述べておられるようだが、大型選挙三連敗と衆参両院で少数与党という現実をしっかり見て欲しい。最近では各メディアが必死に世論調査で「辞任すべきではない」という流れに持っていこうとしているが、選挙結果こそが民意だ。

また、石破首相はこの国を思って続投する意思を示しているようだが、今や党内からは辞任を求められ、野党からも「石破政権とは協力できない」と、石破政権とは距離を取る流れになっている。少数与党で野党の協力なしでは政治を進めることは出来ない。

今の石破政権で挽回できるとは到底思えない。国のためを思うなら、退陣して新たな執行部で党内を結束させ、野党と協力できる布陣を敷くべきだ。それが国の為だと考える。

ネットの反応

石破総理は続投の意思を示しているそうだか、石破総理には「経済問題」や「環境問題」についての問題意識が全く見えてこない。
「この国を滅ぼしたくない」といいう中味は何なのか。

石破さんは最近のメディア調査で辞任すべきでは無いと、多数を得ており民意に配慮すべきだって言ってましたが、選挙が１番の民意を反映してるって誰か教えてあげてほしい。

石破首相は民主主義を否定し、独裁者になろうとしている
選挙結果こそが世論であり、それを否定して権力の座に居座ることなど許されない

ポピュリズムは民主主義の弊害なのかもしれませんが、それでも選挙結果を無視してしまっては民主主義は成立しません。

参院選の結果をしっかり受け止めるべきだと思います。今夏の選挙で国民は石破政権に明確にNOを突き付けました。もう少し「国民の声」、「民意」というものに敏感になって欲しいと感じます。