
自民、参院選総括「解党的出直しに取り組む」明記。どういう形で実行するのか?
自民党は参院選の総括に「解党的出直しに取り組む」と明記した。
自民党は2日午前、参院選大敗に伴う総括委員会の会合を党本部で開いた。前回会合で示した総括報告書の修正案を提示し、取りまとめた。「政治とカネ」問題や内閣、政党支持率の低迷など複数の敗因を挙げた上で、政策立案に関し「国民との意識の乖離を起こしてしまった。痛切に反省しなければならない」と明記。「解党的出直しに取り組む」と強調した。関係者が明らかにした。
午後に両院議員総会を開いて報告した後、公表する方針だ。石破政権の屋台骨である森山裕幹事長は総括後の辞任に含みを持たせており、進退を表明する。
石破茂首相(党総裁)は総括委に先立ち党役員会に出席し、両院総会について「虚心坦懐受け止めたい」と語った。
森山氏は役員会後の記者会見で、石破内閣の副大臣や政務官から相次ぐ総裁選前倒し論をけん制した。「首相を支える政務三役も責務をしっかり果たしていただけると信じている」と述べた。
両院総会後、総裁選挙管理委員会は総裁選前倒しの是非を巡り、所属国会議員と都道府県連に意思確認の通達を出す予定だ。
解党的出直しとはどういう形で実行するか見ものだ。個人的には党内人事の一切を刷新し、新たにスタートするものだと思ったが、これで石破首相も森山幹事長や他の執行部も退かないとなれば言うだけ番長になり、国民の信用をますます失うだろう。
かつての強い自民党を取り戻すのなら、左傾化した議員たちは表からご退場いただき、保守系議員が団結して舵を取ることが望ましいと考える。
ネットの反応
これだけ国民から不人気で執政面でも内政・外交共にほとんど実績の無い総理大臣が続けるのなら党勢回復など有り得ない。
責任者が責任を全く取らない、または周囲がその責任者に阿る様な組織は信頼に値しない。
「解党的出直し」を明記するのは当然だが、それをどうやって実行するかについてどこまで突っ込んで書かれているのだろうか
解体的出直しとか言いながら、実際には石破も森山も辞めるかどうかわからないし、仮に臨時総裁選やっても石破は逆切れ解散するかもしれない。


