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釧路のメガソーラー開発、森林法違反確認で北海道が工事の中止勧告を指示




釧路湿原周辺でのメガソーラー事業を巡り、北海道は森林法違反が確認されたとして、大阪の事業者に工事の中止勧告を指示した。

道は2日、釧路市北斗で建設が進む大規模太陽光発電(メガソーラー)設備について、0・5㌶以上の開発の場合に森林法で必要な知事の許可を得ず、計画を上回る0・86㌶まで伐採したことが確認されたとして、大阪の事業者に工事の中止勧告を指示した。道は現状回復か、必要な申請を行うよう是正を求めることにしている。同法違反で同種工事の中止勧告が出たのは初。
メガソーラーは、開発面積約4・3㌶にソーラーパネル6600枚を設置する計画。伐採する森林は0・3㌶の予定で、森林法の手続きが必要な0・5㌶に満たないとして、道への手続きを行わず、釧路市に「伐採及び伐採後の造林届け出」を提出しただけで着工した。釧路湿原の周囲に位置するため、特別天然記念物のタンチョウや天然記念物のオジロワシの生息環境に影響するとの懸念が広がっていた。
道に釧路市から相談があり、倶知安町での違法事例摘発や湿原を守れとの声が全国的にSNSで広がってきたことなどから、道は8月26日、市に伐採届通り工事が行われているか現地確認を行うよう助言。市と釧路総合振興局は同29日に工事業者立ち会いの下、GPS測量を実施し違法の疑いを確認。測量の成果と各種図面を照合した結果、林地の開発が0・86㌶に上っていることが2日に確定し、同振興局が工事中止を電話による口頭で勧告した。

引用元 北海道が釧路市のメガソーラー工事中止勧告 森林法に違反、大阪の事業者に

メガソーラー事業を手掛ける企業については、あまり良い話を耳にしないが、記事にように予定以上のことを勝手にやるから悪い噂が付きまとうのだと思う。

自治体の対応もやっとという感じだ。世論の反響を受け仕方なく動いたようにしか思えない。各地で自然破壊の山林開発が進むわけだ。

ネットの反応

このさいソーラーパネルは建物の屋根、壁の有効活用に限定してもいいかと思います。そもそも森林伐採して温暖化対策として再生可能エネルギー施設つくるって本末転倒だと思います。
原状回復といってもけっこう造成されいるようなので元の状態には戻らないように思いますしもしかしたら野生生物がこの地域から逃げ出しているかもしれないですね。もっと早くというか工事申請の時点で精査すべきだったと思います。
森林法違反が明確になり今後は罰金、更に原状回復の命令があるかもしれない。
日本エコロジーって会社が開発してるらしいけど、どこがエコロジーなんだろう?
森林伐採も勿論だけど、気になるのは埋立用の土砂を何処から持ってきたのか。土砂の中には、その地域にはない草木の種子や生物が混入していると生態系が乱れる可能性もあると思う。
口頭だけではダメでしょ!
しっかり書面で勧告しないと業者も口頭だけではとお茶を濁される事は明らかですよ。




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