
沖縄の市民団体が自衛隊のエイサー祭り参加に反発「市民感情・県民感情からして許されない」⇒不発弾は誰が処理してますか?災害支援は?離島からの緊急搬送は?困った時だけ助けを求め後は邪険ですか?
沖縄伝統のエイサーまつりに、陸上自衛隊第15旅団のエイサー隊が出演するのは「市民感情・県民感情からして許されない」などとして市民団体が実行委員長を務める花城大輔・沖縄市長に自衛隊の出演中止の要請文を提出。
先祖供養のために旧盆に行われる沖縄伝統の念仏踊り「エイサー」を披露する沖縄全島エイサーまつりに、陸上自衛隊第15旅団のエイサー隊が出演するのは「市民感情・県民感情からして許されない」などとして、沖縄県内の市民団体が8日、まつりの実行委員長を務める花城大輔・沖縄市長に対し出演中止の要請文を提出すると明らかにした。まつりは今月12~14日に開催される。
出演の取りやめを求めているのは、市民団体「止めよう辺野古新基地沖縄市民会議」。共同代表を務める「オール沖縄」系県議の仲村未央氏は8日、沖縄市内で記者会見し、「自衛隊はそもそも戦力を保持しないという憲法に支えられ、必要最小限度の実力組織として例外的に存在を容認されてきたという国民共有の理解がある」と指摘した上で、「その活動や広報は常に憲法との緊張関係にあるわけで、無条件に市民生活や地域の行事の中で垣根をなくすということではいけない存在だ」と強調した。
まつりでは、沖縄本島各地から選抜された青年会などの団体が太鼓を鳴らし、指笛を吹き鳴らしながら練り歩く。要請文では「まつりに参加したい『子ども会エイサー』や市民団体エイサーが選ばれず、自衛隊がトップで演舞することは、まつりの趣旨に反する」などと指摘。「戦後80年の節目の年に、自衛隊の宣伝になるエイサーまつりへの自衛隊出演は、市民感情・県民感情からして許されない」などと訴えている。
市民団体は9日、15旅団に対しても出演取りやめを要請するとしている。
何を言っているのだろうか。沖縄全土の不発弾処理を誰が行っているのかわかっているのか。50年以上にわたって陸上自衛隊が行っている不発弾の処理が4万件に達したことを受けて、昨年9月に自衛隊に玉城知事から感謝状が贈られた。今年の台風8号の影響で大東島が被災した際に、知事の要請を受け自衛隊が駆けつけ災害支援活動をしたではないか。中国の領空領海侵犯にも即座に対応し沖縄の安全を守っているのも自衛隊だ。沖縄の離島からの緊急搬送も陸上自衛隊ヘリコプター部隊が中心となり、沖縄県、消防、海上保安庁、県内病院が協力して、緊急患者空輸事業を実施しているなど、自衛隊は日々沖縄県民のために働いている。こういった自衛隊の活動は、県議であれば承知しているはずだ。
困った時だけ助けを求め、普段は邪険にするとはいったいどういう了見か。「市民感情・県民感情」ではなくただの「市民団体感情」ではないか?
「市民感情・県民感情からして許されない」のはむしろ自衛隊を敵視する市民団体と思っている県民も多いのではないだろうか。「オール沖縄」が県民の総意では決してないことは各市長選の結果を見れば明らか。いい加減に「オール沖縄」の看板を下ろしたらどうだろうか。
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