
安倍元総理の誕生日に台湾で「安倍晋三研究センター」の開校式典。頼総統「安倍氏は国際関係に甚大な影響を与えた政治家」「安倍氏死去は台湾と全世界の損失」
台湾の頼清徳総統が21日、Xに「国際平和デーの今日、政治大学に世界初の安倍晋三研究センターが誕生しました。安倍氏は国際関係に甚大な影響を与えた政治家で、台湾の長年の友人でもありました。同センターが「自由で開かれたインド太平洋」の理念を引き継ぎ、台日連携を深化させ、その研究成果で世界貢献できるよう期待しています」と投稿。
国際平和デーの今日、政治大学に世界初の安倍晋三研究センターが誕生しました。安倍氏は国際関係に甚大な影響を与えた政治家で、台湾の長年の友人でもありました。同センターが「自由で開かれたインド太平洋」の理念を引き継ぎ、台日連携を深化させ、その研究成果で世界貢献できるよう期待しています。 pic.twitter.com/KRNOSOm2Ew
— 賴清德Lai Ching-te (@ChingteLai) September 21, 2025
日本のメディアも報道。
台湾で「安倍晋三研究センター」設立大会 頼清徳総統「安倍氏死去は台湾と全世界の損失」https://t.co/Ssbcm98NzJ
頼氏は、同センターが安倍氏の戦略研究や人材育成だけでなく、日台協力の重要なプラットホームとしての役割を果たすよう求め、全力で支援する姿勢も示した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 21, 2025
式典は安倍元総理の誕生日に合わせて行われたようだ。
今日は主人の誕生日。
台湾の国立政治大学において安倍晋三研究センターを開設していただくことになりました。 pic.twitter.com/hP05IOAhvW— 安倍昭恵 (@akie_official) September 21, 2025
式典には日本から昭恵さんや自民党所属の国会議員なども出席。
安倍晋三研究センター開設の行事には
賴清德総統にもお越しいただき素晴らしいスピーチをしていただきました。https://t.co/GnsM8Rlf1R— 安倍昭恵 (@akie_official) September 21, 2025
安倍晋三研究センターが設立。頼清徳総統、昭恵夫人とともに設立式典に出席しました。
安倍総理は、自由な貿易・投資の環境、航行の自由を保障する「自由で開かれたインド太平洋」を推進するため、地球儀を俯瞰し、価値観を共有する同志との連携を重視していました。台湾は大事なパートナーです。 pic.twitter.com/mWJupnaCAr— 西村やすとし NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) September 21, 2025
台湾政治大学 安倍晋三研究センターの開設式典が開会いたしました。
頼清徳総統閣下も式典に駆けつけてくださり、青年局長時代や安倍内閣時代の懐かしい思い出話に花が咲きました。
私のスピーチの内容は後刻ご報告させていただきます。
萩生田光一 pic.twitter.com/IrqAAzMpV9
— 萩生田光一事務所【衆議院議員・東京24区】 (@officeofhagiuda) September 21, 2025
頼総統の投稿には「ありがとうございます」「台湾には感謝しかない」「安倍総理のお誕生日に合わせて開設式を執り行ってくださったのでしょうか」「安倍さんの功績に敬意を払っていただき感謝」といったコメントが多数投稿されていた。
今の日本の政治家こそしっかり研究し、学ぶべきことが多いかと思うが、残念ながらメディアを筆頭にした、いわゆる「アベガー」のバイアスのせいで、安倍元総理に対する冷静な評価が出来ない状態になっている。
いま日本が国際社会やG7、G20で影響力を持つようになったのも、安倍政権時の外交努力の成果であることは間違いない。中でも「自由で開かれたインド太平洋構想」は、世界に大きな影響を与えたと評価されている。


