宮城県知事選、安住さんが「今度は穏健中道リベラルの私たち」と訴えるも応援した“無所属”が大敗！

宮城県知事選が行われ、現職の６回目の当選が決まった。参政党候補と接戦だった。しかし、だ。激戦だった現職と参政党候補との戦いの中で、埋没したのが立憲民主党だった。

国政でも地方でも埋没。こんな野党第一党は古今東西探してみても立憲民主党くらいだ。

宮城県知事選で埋没した立憲民主党

宮城県知事選で、立憲民主党は公認、推薦を出さなかったが、衆議院議員、参議院議員が連日無所属候補を応援していたという。（参考）

この無所属候補は、元から無所属だったわけではない。県議を任期途中でやめ、立憲民主党を離党したため、無所属になっただけ。つまり偽装無所属だ。

その“無所属”候補の応援には、悪態で名を馳せいてる立憲民主党の幹事長、安住さんも駆けつけたという。

その安住さんは「今度は穏健中道リベラルの私たち」と街頭で訴えたようだが、今の立憲民主党を“穏健中道リベラル”と思っている人がいるのか。

さらに宮城１区の立憲民主党衆議院議員の岡本さんは「今の立憲民主党は既存政党として見られている」と述べたようだが、立憲民主党が“既存政党”でなくてなんなのか。

“偽装無所属”候補が獲得した票数は、現職の約半分。埋没というより、党の存在が危機的であるという認識を持つべきだ。