
立憲民主党の長妻さん、生活保護費最高裁判決に触れ、「政府は謝罪をしていただきたい」→原型を作ったのは民主党政権では?
臨時国会でようやく始まった本格的な論戦。しかし、立憲民主党は相変わらずだ。長妻さんが生活保護費に関する最高裁判決に言及し、高市総理に謝罪を迫った。
しかし、だ。友党共産党の機関紙赤旗を確認すると、原型を作ったのは民主党政権だというのだ。
流れを理解していない長妻さん
臨時国会で本格論戦が始まったが、期待外れなのが立憲民主党だ。立憲民主党の長妻さんは、高市総理に生活保護費に関する最高裁判決を受け、謝罪するように迫ったのだ。
長妻議員は、国が2013〜15年に生活保護費を大幅に引き下げたのは違法だとした最高裁の判決を「前代未聞の判決」として「信じられないのは、政府は謝罪をしていただきたいと思うが、まだ謝罪されていない。ここで謝罪を高市総理、していただきたい」と迫った。
引用元 長妻議員「謝罪していただきたい」高市総理「深く反省しお詫び申し上げます」長妻議員「お詫びという言葉は初めて出た。これは当然」「少し進歩」 生活保護の大幅引き下げは「違法」判決受け
厚労分野に強いと、かつては思われていた長妻さん。しかし、だ。当時の報道を見ると違った一面が見えてくる。
共産党の機関紙、赤旗は次のように報じている。
自民党の生活保護基準10%引き下げ要求(12年)に対し、野田佳彦首相(当時)は「建設的なご意見。基本的に問題意識は同じ」と呼応。小宮山洋子厚労相(当時)も「(基準引き下げを)検討する」と述べたうえ、扶養が困難な理由を親族に証明させる方向まで示しました。
これを受け、民主党政権が始めた社会保障審議会生活保護基準部会は、低所得層と生活保護世帯の消費水準を比較して“生活保護の方が高いから”と、基準引き下げの流れをつくりました。
野田政権が閣議決定した13年度予算の概算要求基準(同年8月)では、社会保障費を「聖域視することなく、生活保護の見直しをはじめとして、最大限の効率化を図る」と明記。生活保護を対象にした「新仕分け」(同年11月)では▽働ける年齢層が就労の意欲を示さないときは「就労を促すペナルティー」を科す▽医療扶助では後発医薬品の使用を原則化する―ことなどを打ち出しました。
自公政権の生活保護法改悪案の原型は、民主党政権がつくったものなのです。
赤旗に“改悪案の原型”を作ったのは民主党政権と言われていたのだ。
この赤旗の主張が正しいのであれば、長妻さんも民主党政権を支えていた一人として謝罪するのが筋なのでは?


