
立憲議員、高市総理の奈良のシカ発言について「排外主義ではないのか?」
高市総理が先の自民党総裁選で、「(外国人観光客の中に)奈良のシカを足で蹴り上げる、とんでもない人がいる。殴って怖がらせる人がいる」と発言したことについて、10日の衆院予算委員会で、立憲民主党の西村智奈美が質問に立ち「奈良のシカに暴力をふるっているのは外国人だけじゃないのではないか?コレは排外主義ではないのか?事実に基づかないやめてもらいたい」と発言。
衆院予算委員会、
立憲民主党の西村智奈美またくだらない質問💢『奈良のシカに暴力をふるっているのは外国人だけじゃないのではないか?コレは排外主義ではないのか?事実に基づかないやめてもらいたい』
高市総理
『事実に基づいて発言しております。排外主義ではありません』… pic.twitter.com/beIiaCYfXI— 改革(したい)おじさんのひとりごと (@keiai154614) November 10, 2025
奈良公園のシカへの暴力を巡っては、多くの方がSNS上に動画を投稿するなど、指摘が相次いでいる。地元旅館関係者も「日常的にある」と証言している。(参考)
高市総理は自身もシカの足を蹴っている英語圏の外国人に注意した経験があることや地元の観光業者や奈良県警に寄せられた相談などを挙げ「ルールに逸脱することが実際あるにも関わらず、見て見ぬふりをすれば、国民が不安に感じる。ルールを守っている外国人が住みづらくなってしまう」と指摘したうえで「日本人も外国人もしてはいけないことはしてはいけない」と語った。
高市首相「外国人の残念な行為には対応」奈良のシカ加害 自身も蹴る外国人に注意した経験https://t.co/JfahJRNtpG
高市首相は、「ルールに逸脱することが実際あるにも関わらず、見て見ぬふりをすれば、国民が不安に感じる。ルールを守っている外国人が住みづらくなってしまう」と語った。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 10, 2025
また、『西村氏は「外国人のことだけを言ったのは本当に問題だ」と述べ、発言の撤回を求め、高市首相は「一定の根拠があって言ったことだ。撤回しろと言われても、撤回するわけにはいかない」と語った』とのことだが、元々は外国人政策に言及した際に発言したもの。
外国人政策について語る場面で日本人の問題行動など語るわけがないし、高市総理が指摘しているのは不良外国人の行動についてだ。真面目な外国人についてはなにも言及していない。しかも、外国人の「排外」ではなく「どうやってルールを守らせるか」が焦点のはず。
問題行動を起こす外国人と真面目に暮らす外国人をまぜこぜにする西村氏の発言こそ問題アリではないか?
予算員会で予算以外のテーマが持ち上がり「野党のパフォーマンスの場」となっているのは今に始まったことではないとはいえ、「立憲はなんの質問してるんだよ?」「総理がこんなのに答弁するために深夜から予習しているかと思うと吐き気がする」「未だに鹿発言を追及して国会を停める野党」などと言った批判の声があがっている。
こんな質問に対応させられていると考えると本当に忍びない。


