他責の安住さん、首班指名について「玉木さん自身が主導して、立憲民主党も巻き込んだ形で「自民党政権とは違うものをつくりましょう」と言えば本当に（政権交代は）実現したかもしれないのに。」

首班指名で主要野党をまとめることに奔走していた立憲民主党の安住さん。その安住さんがＡＥＲＡの取材に、心境を語っている。

そこで見えたのは他責思考。今後も安住さんではまとまるものもまとまりそうにない。

安住さんが露わにした他責思考

首班指名で政権交代を画策していた立憲民主党の安住さん。安住さんの尊大な態度、非礼により、目論見はあっさり崩れ去った。

そんな安住さんが、当時のことについてＡＥＲＡの取材に答えている。

「国民民主党は迷っていて、最後はやっぱり決断しきれなかったですよね。揺れているというか、煮え切らないというか……。」とした上で、「玉木さん自身が主導して、立憲民主党も巻き込んだ形で「自民党政権とは違うものをつくりましょう」と言えば本当に（政権交代は）実現したかもしれないのに。」と玉木さんに責任があるような言いっぷりなのだ。（参考）

安住さん自身の力量不足を素直に認めれば、評価も上がった。だが、取材で見せたのはまさかの他責思考。

さらに、だ。安住さんは「野党のリーダーとして、「政策、政策」ばかり言っているうちは大きな政局は動かせませんよ。」とも語り、政策を置き去りにすべきという考えを示したのだ。

他責に加え、“古い政治家”の安住さん。このような人物がいる限り、我国の政治がまっとうになることはない。