
北海道のキャンプ場土砂流出事故について市長「近隣の森林内で進む太陽光発電のソーラーパネル設置工事が土砂流入の原因」との認識示す
北海道北斗市で2024年9月に発生したキャンプ場土砂流出事故について、池田市長は「近隣の森林内で進む太陽光発電のソーラーパネル設置工事が土砂流入の原因との認識を示した」という。
市営の「湯の沢水辺公園キャンプ場」(茂辺地市ノ渡)内の小川などに土砂が流入する問題が昨年夏からあり、池田達雄市長は3日、近隣の森林内で進む太陽光発電のソーラーパネル設置工事が土砂流入の原因との認識を示した。市は、道外に本社を有する事業者に対し、土砂流入防止のための恒久的な対策工事の実施などを行政指導したが、今夏も発生しており対策を実施しない場合、厳しい姿勢で臨む方針だ。
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池田市長は「集中豪雨などの激しい降雨と、キャンプ場近くの森林内に設置された太陽光発電施設の工事に起因する影響が、複合的な要因となり、土砂流入が発生し、キャンプ場の利用に支障をきたしたことは、市として重く受け止めている。事業者に対し、厳しい姿勢で臨んでいる」と答えた。
市長は「集中豪雨の影響に加え、事業者が利用している作業道から流入した雨水により水路が増水し、土砂がキャンプ場内に流入したと推測される」と説明した。
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林地開発の許可権限を持つ市は「今回、起きた事案に対して、市の要領に応じて対応する。24年当時は、土砂の流入に対して、行政指導を行い、現状回復と恒久的な対応を求めた」と説明。土砂流入に対し、将来的に事業者が応じない場合は、中止命令、復旧命令など厳しい対応をしていく方針を示した。
山林の開発や森林伐採には、法的な手続きが必要なことと、安全上の注意が必要なこと、そして環境への影響に配慮が必要なことなど、様々な注意が必要なことは普通の開発事業者ならわかりきったこと。太陽光発電がやり玉にあがっているが、開発事業者に知識が無ければこういうことが頻発する。
台風や地震により太陽光パネルが崩壊し土砂崩れが起きたなどこれまでも散々指摘されてきたことだ。いったんすべての開発をストップさせ、法整備とガイドラインの作成をしっかりした方がいいと思う。
ネットの反応
森林を大伐採すると地盤が弱くなり豪雨の時に土砂災害に繋がる可能性が高まることは散々、言われ続けてきた。また土が流れ出し海が近ければ海洋汚染になることも。
北海道北斗市のキャンプ場土砂流入 原因はソーラーパネル建設 事業者を行政指導(函館新聞デジタル) https://t.co/dSdjjB5Q88
— 野口健 (@kennoguchi0821) December 4, 2025
地球環境についての知識や技術力のない企業が『自然エネルギー』で儲けようとしており、行政が加担しています
環境も保護出来ない企業にこれ以上北海道を売ってはいけない。
作られてしまったらおしまいです
日本全国どこでも同じことが起こっています


