野田代表、来年の通常国会について「政策実現というより考え方の違いを示していく」⇒来年も政策より政局を優先？

立憲民主党の野田代表が高市総理の政権運営について「独断専行で勝手に物事を決めていく体質があることがつくづくわかった」と述べ、来年の国会については「政策実現というより考え方の違いを示していく。我々は政権を目指している。どういう政権になるのかを明示していかなければならない」と語った。

立憲民主党の野田代表は17日、両院議員総会で、高市首相の政権運営について「独断専行で勝手に物事を決めていく体質があることがつくづくわかった」と述べ、「来年の通常国会でも同じような傾向があるとするならば、極めて危うい」と強調した。

具体例として、「旧姓使用拡大の法制化」を高市首相の「私案」と断じ、政府が法案提出を検討していることについて「最高権力者として権力の行使の仕方に問題がある」と批判した。

両院議員総会後、取材に応じた野田氏は、高市首相の台湾有事に関する国会答弁や、与党内で「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」とするいわゆる「非核3原則」のうち「持ち込ませず」の見直しを検討していることなどを挙げ、「どんどんと（高市首相の）個人の思いで実現していくことを、むしろ来年は多用するんじゃないか」との見方を示し、「厳しくチェックしていく必要がある」と対決姿勢を示した。

野田氏は、自民党と日本維新の会の連立政権について「関係は極めてギクシャクしている」との見方を示し、「トップ同士で物事を決めても、下まで咀嚼（そしゃく）されて理解されていない」との分析を披露した。

そのうえで、来年の通常国会について「政策実現というより考え方の違いを示していく。我々は政権を目指している。どういう政権になるのかを明示していかなければならない」と、決意を述べた。

引用元　高市政権は「独断専行で危うい」立憲・野田代表が批判　来年は「政策実現よりも考え方の違いを示す」と対決姿勢

「政策実現よりも考え方の違いを示す」は、すなわち、政策よりも政局を優先するということだろうか。「また批判に明け暮れるのか？」などと考えたらゲンナリする人も多いだろう。野田代表こそ「国民軽視で危うい」だ。

「我々は政権を目指している。どういう政権になるのかを明示していかなければならない」とのことだが、どういう政権にするかよりも、今の立憲にはどんな日本にするか明確なビジョンを示す方が重要ではないか。実際に「立憲のビジョンが見えない」という意見も多い。そして、その為にどのような政策を掲げ、その政策をどうやって実現させるか発信しなければ国民はついてこないといい加減に理解すべき。そうしたことで考え方の違いを国民に示すべきだ。

また、なんとしても旧姓使用の法制化に待ったをかけたいのだろうが、世論調査では「同姓維持し旧姓の通称使用拡大」を支持する意見が最多。現実を直視すべきと思う。

ネットの反応

「政策実現というより考え方の違いを示していく」ではなく、「政策実現することによって考え方の違いを示していく」ではないだろうか。
はじめから「政策実現」をあきらめてしまうような発言をされるべきではない。

野田代表、国政を担っていると言う意識はおありでしょうか。
国会議員として、まずは政策実現を最優先に考える事こそが一番大事ではないでしょうか。

「厳しくチェックしていく必要がある」と言うのは高市総理の足を引っ張り続けることですか。政策よりも批判を優先しているようにしか見えなかったのですが来年も「政策実現よりも考え方の違いを示す」と言うのは政策より足を引っ張ることを優先するということですか。

危ういのは、野田氏立憲民主党さんではないでしょうか。声高かなヤジ、批判しかせず、納得できる財政裏付けがある政策の欠如などなど。

自らの政策を持たない立憲民主党はいくつもある野党からも見放されている。
立憲代表が文句を言うても、政策を持っていないから「政策実現」はありえない。