
抗議船をかばう玉城知事「抗議船というくくりで安全性に問題があるということではない」「今回も安全確認をしたと思います」
沖縄県名護市辺野古沖の転覆事故で女子生徒と船長が亡くなった。転覆した2隻は普段辺野古移設工事に反対する抗議船だったことについて、沖縄県の玉城デニー知事は「抗議船というくくりで安全性に問題があるということではなく、抗議にも使われている船で、目的に合わせて使用されている船」だとの認識を示した。さらに「辺野古『新基地』建設に対する反対運動などを行っている団体で、辺野古移設反対という考え方は私と共通するところがある」と述べ、「海上で抗議活動を行っていたことは報道でも承知をしているが、どのような条件の下で実施されていたか、詳細は把握していない」と語った。また、玉城知事は「今回も安全確認をしたと思います」とも述べていた。
抗議船の危険性は海保などからさんざん指摘されていた。それを知事ともあろうものが知らなかったというのか。また、安全性を確認したうえで2名もなくなったというのならその方が問題。安全確認の方法をしっかり指導した方がいい。
抗議船を擁護する玉城知事。県としては問題視しない考えのようだ。だが、名護漁協は「漁港施設を利用した同種の活動が継続されることは、市民および利用者の生命・身体の安全に重大な危険を及ぼすおそれがある」「安全性に重大な疑義が生じている団体や船舶による利用を漫然と認め続けることは、漁港管理上も極めて問題が大きい」と、抗議船の漁港使用を認めないよう市長に要請していた。組合長は「若い命が失われる大事故が起きた。抗議には関知しないが、海上での抗議活動は危険なので、本当にやめてほしい。漁業者も迷惑している」と話していた。
辺野古ダンプ事故もそうだが、玉城知事はいったい何人の命が失われれば安全性を問題視するのだろうか。まるで人の命よりも抗議活動の方が大事といっているように聞こえる。


