
小川代表「なぜ『政権交代』が必要なのか」⇒国民の信頼を得て、支持率の回復が先では?
中道改革連合代表の小川淳也氏は、Xで「なぜ『政権交代』が必要なのか」と題した投稿を行い、次のように主張した。
「自民党が良い・悪いという話ではない。長く政権を担ってきた政党には制度を継続する責任がある。一方、政権交代には、与党では変えられない仕組みを大きく変える、前政権を新しい目で検証する、見えにくくなった問題を明らかにする、権力を入れ替えて緊張感を生むという役割がある。人口減少・超高齢社会という前提が変わった今だからこそ、政権交代でこそできる改革がある。私たちも政策を磨き、信頼を積み上げる」
一見すると正論だ。民主主義において政権交代は重要な機能を持つ。与党に緊張感を与え、政権を担える野党は必要不可欠だ。筆者自身もその点は否定しない。
しかし、小川氏の主張は、決定的な現実を完全にすっ飛ばしている。今の野党(特に中道改革連合)が、国民から「政権を任せられる存在」だと全く思われていないという事実だ。支持率は1〜5%台で自民と桁違い。また、自民党の支持率がおおむね24~35%程度に対し、野党全体を合わせても10~20%前後で、自民党を大きく下回る状況。この状態で政権交代を口にしても「たわごと」にしか聞こえない。
政権交代が目的化し、ビジョンがぼやけ、「こうする」だけで「どうやって」が皆無だ。財源や工程表を示さず絵空事と受け取られるのも当然。政局優先で政策議論を疎かにし、ここまで没落した。今の小川代表が「政権交代」を口にするのは、小学生が「総理になる」と言うのと同じレベルだ。
政策で勝負できる野党が力をつければ期待できるが、少なくとも今の中道には全く期待できない。まず信頼と支持を築き、任せられる存在になることが先決だ。それができない限り、政権交代の訴えは響かない。
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