• HOME
  • 海外ニュース
  • デマ!「トランプ大統領が日本から贈呈した桜を切り倒した」は嘘だった!

デマ!「トランプ大統領が日本から贈呈した桜を切り倒した」は嘘だった!

アメリカでこんな話が出回っている。
『日本政府が1912年に贈った樹齢100年以上の桜をトランプがゴルフコースを作るために切り倒した。』

ネットの噂として拡がり、日本人コミュニティにも拡がっていったようである。日本でも某映画監督がこの話をXに投稿した。

結論から言うと、この話は全くのデマである。

事実を調べてみたのでご確認いただきたい。

1912年に日米親善のため贈られた3000本の桜の木。そのうち、タフト大統領夫人と珍田駐米大使夫人が1912年3月27日に植えた歴史的な2本は、現在もタイダル・ベイスン北岸に残っている。記念碑も建てられている。

トランプ大統領が改装すると言ったイーストポトマックゴルフリンクスはタイダル・ベイスンの対岸、南東に1921年からある既存の公営ゴルフ場である。

 

 

 

 

 

 

日本から贈呈した桜の木のエリアとは別エリアである。そして、ソメイヨシノの平均寿命は60年程度と言われるのに、110年ほど前に海を渡って贈られた桜の木が未だ残ってることはとてもうれしく思う。

日本から贈呈された桜の木を切り倒したという話も拡がったため、米国内務省も正式に否定をしている。

イーストポトマックゴルフリンクスで木が切られているではないかという批判もあるが、通常の管理によるものであるとしている。

そもそも、ソメイヨシノだとしても20-25年程度で管理のために切り倒すのは当たり前のことなのである。木が弱れば病気にもなるし、倒木の可能性もあり、危ないのである。

日本でも公園の桜の木を管理伐採しようとすると反対する人々がいるが、植物についての知識も無ければ愛もない人々である。

今回の桜の木騒動は日米親善の象徴を壊すという非常にインパクトの強いデマであった。もしかすると、共産圏による日米の対立感情を煽る影響工作の一環かもしれない。

この話の広がりは元々CNNが報じた防波堤改修で桜並木を切るというニュースから徐々に変節していったもので、いつからか匿名サイトでいかにもそれらしくトランプ大統領がゴルフ場を作るために日本が贈呈した桜の木を切り倒すという話が語られるようになったものだ。

非常に怪しい。

なぜこんな噂を鵜呑みにしてしまうのかは不思議であるが、感情を逆撫でするようなトピックはまず事実確認をするよう気をつけていきましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!

💬 このニュースに関するXの反応・意見を見る

X(Twitter)でこの記事の投稿を見る(コメント・リポスト)