自公を離脱、中道も頓挫…西田氏「与党との接点」にネット「今更何を?」




公明党の西田実仁幹事長が9月4日の記者会見で、「中道の政治を実現するため、必要とあれば与党との接点は当然生じてくる」と述べた。この発言をめぐり、ネット上では「今更何を言っているのか」といった疑問の声が出ている。

西田氏は、中道改革連合と立憲民主党との3党合流を断念したことについて、自民党との関係改善を目的としたものではないと説明。その一方で、これまでも与党と政策協議をしてきたとして、今後も必要に応じて与党との接点を持つ可能性を否定しなかった。

問題は、この発言が出たタイミングだ。

公明党は2025年10月、政治資金問題への対応などを理由に、26年間続いた自民党との連立関係を解消した。その後、立憲民主党とともに中道改革連合を結成し、野党側から新たな政治勢力を構築する道を選んだ。

ところが今年8月、立憲民主党が中道改革連合への組織的合流を見送ったことで、3党による合流構想は頓挫した。その直後に、公明党幹部から「必要なら与党との接点」という発言が出れば、「野党再編がうまくいかなければ、再び与党との距離を縮めるのか」と受け止められるのも無理はない。

もちろん、政策ごとに与党と協議すること自体は野党にとっても当然あり得る。今回の発言も、自民党との連立復帰を表明したものではないと思う。西田氏自身も、自民党との関係改善が目的ではないと明言している。

それでも、自ら自公連立を離れ、野党勢力の結集を進めた公明党が、その構想が崩れた直後に「与党との接点」を口にしたことで、「理念よりも状況に応じて選択肢を残しているのではないか」と見る向きが生じている。

公明党に問われているのは、与党との協議をするか否かではない。自公連立を離脱し、中道改革連合を選んだ判断を、今後どのような政治理念と戦略で説明していくのかだ。「今更」という批判を払拭するには、場当たり的ではない一貫した政治姿勢を示す必要がある。




この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!

💬 このニュースに関するXの反応・意見を見る

X(Twitter)でこの記事の投稿を見る(コメント・リポスト)