中華工作特集②日本語のような中国語

みなさんこんにちは、政治知新です。

前回に引き続き、中華工作についてです。次の文書はとあるアカウントの投稿文です。おかしな部分わかりますか?

『高市首相の涉台発言が招いた中国の経済・人員往来制限は、日本の自業自得だ。商務部公告(2026年第1号)で両用物品輸出管制が強化され、貿易・観光・留学が大打撃を受ける。 戦争を煽る発言が、結局は日本国民の生活と福祉を直撃する。平和外交こそが真の国益だ。』

実はこの文章は前回扱ったアカウントによる投稿文なのですが、日本人なら読んですぐにおかしな熟語に気がつきます。

『涉台発言』なんて聞いたことありませんよね。これは歴とした中国語表現なのです。中国語ニュースでは良く見かける表現で、台湾に関わる発言ということを意味します。

続いて文字コードを見てみると非常に不自然なことがわかります。一字づつ文字コードを見ていきました。

涉 U+6D89
※日本語の「渉」U+6E09とは別

台 U+53F0
※日本語の「台」

発 U+767A
※日本語の「発」

言 U+8A00
※中国語でも同じ文字コード

『涉台発言』の涉の部分だけ中国語の簡体字表記なんです。明らかに人間の入力ではありません。通常、人間が日本語IME入力で変換していて中国語が途中混ざるということはあり得ません。

なぜこのような評価が入ってきたのか?文書作成したAIのミスまたはコピペである可能性が高い気がします。そのチェックの人間もあまり日本語を理解していないのでしょう。

文字コード内には国籍などが特段書かれているわけではないので、AIもたまに日本語と簡体字の判定を間違えたりします。日本人も気をつけましょう。

また、面白いことにこの文章を途中まで一言一句同じ内容で投稿している別のアカウントもありました。そのアカウントをみていると、いつからか拡散行為中心のスパムアカウントになっていました。

これは良く工作運用であることなのですが、大量のアカウントを作成し、伸びたものは通常運用を続け、伸びなかったものは廃棄か拡散に回します。

こうしたアカウントを見つけたら、批判だとしてもリプライなどでコミュニケーションを取らず、即通報しましょう。

リプライでやり取りをしてしまうとアカウントの信憑性を高めることに繋がります。即通報を心がけていきましょう。

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