
原口一博氏「なぜ精算してから解党しないのか?」 中道改革連合、またも「やりたいこと」が「やるべきこと」に先行か
「やりたいこと」より「やるべきこと」を先に…。
中道改革連合をめぐるこれまでの経緯を振り返ると、そんな当たり前のことが、十分に意識されていなかったのではないかと思えてしまう。
新党結党では「早く中道の塊を作りたい」。3党合流では「とにかく早く進めたい」。しかし、本来なら時間をかけるべき政策や理念のすり合わせ、具体的な実現方法、組織運営などが、後回しになったように見える。
そして合流が破綻すると、今度は「新しい塊」を作る動きが出てくる。もちろん、新党を作ることも、合流することも、分離することも、それ自体が悪いわけではない。有権者が求めているのは、何もするなということではない。
問題は、その前に「やるべきこと」をきちんと終えているのか、ということだ。
今回、原口一博氏がXに投稿した言葉は、その疑問を端的に表している。
中道解党。税金で借金の穴埋めするのかと猛烈な批判。何故、精算してから解党しないのか?解党を先にした理由? https://t.co/iGQR2iW9f8
— 原口 一博 (@kharaguchi) September 10, 2026
「中道解党。税金で借金の穴埋めするのかと猛烈な批判。何故、精算してから解党しないのか?解党を先にした理由?」
今回も「解党」という結論が先にあり、債務や会計をどう整理するのかという重要な問題が後から出てきたように映る。政党交付金を負債の処理に充てることについても、単に「返済する」と説明するだけではなく、「なぜこれほどの負債が生じたのか」「会計上どう処理されているのか」「公的資金をどのように扱うのか」まで、納税者に分かる形で説明する必要がある。もし原口氏が指摘するように、精算を済ませてから解党という手順を踏んでいれば、今回の政党交付金の使い道について、これほど大きな問題にはならなかったのではないだろうか。
こうしたことを繰り返し見せられると、「もしかすると、この人たちは『やりたいこと』を決めるのは早いけれど、『やるべきこと』を具体的に詰めるのが苦手なのではないか」と疑問を抱いてしまう。
政治には、やりたいことだけではなく、やるべきことがある。そして、やるべきことには順番がある。
新しい塊を作る前に、まず今ある問題をきちんと片付ける。政策を掲げるなら、実現方法まで詰める。失敗したなら、検証と責任を明らかにする。
「新しい政治」を語るのであれば、その前に「古い問題をきちんと終わらせる」。それができてこそ、有権者からの信頼を得られるのではないだろうか。
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