
新党「民主改革の会」いきなり組織不備? 翌日の自民党協議にも対応できず…「見切り発車」との批判が出るのも当然か
中道改革連合から離党した立憲民主党系議員らが結成した新党「民主改革の会」が、発足早々から何ともお粗末な姿をさらしている。
9月17日に小川淳也氏を代表、階猛氏を幹事長として総務省に届け出た民主改革の会。しかし、結党した時点で他の役職が決まっていなかったという。さらに翌18日には、自民党から秋の臨時国会に向けた協議を打診されたにもかかわらず、国対委員長が決まっていなかったため、対応できなかったと報じられている。
新党を作った翌日に、国会対応の窓口すら用意できていなかったのである。
政党とは、単に国会議員が集まって看板を掲げれば成立するものではない。国会で法案や予算をめぐって与党と交渉し、他党と協議し、所属議員をまとめ、政策を実現していくための組織である。そのスタートラインに立ったばかりの政党が、いきなり国会協議に対応できないというのは、あまりにも心もとない。
しかも、当初は中道を離れた立憲系議員20人の結集を目指していたものの、泉健太氏や大島敦氏は参加を見送る方針を示している。結党時点から想定していた形が崩れ始めているのである。
さらに、綱領も中道の路線をほぼ踏襲している。中道から離れて新党を作ったはずなのに、看板を掛け替えただけではないのか……。そんな疑問を持たれても不思議ではない。
もちろん、結党直後だから今後体制を整えるという説明はできる。しかし、国政政党として活動するのであれば、「結党してから考える」では遅い。
新党を結成した翌日に、国会協議に対応できない。そんな状態でありながら、今後はさらに仲間を増やして結集を呼びかけ、政権交代まで訴えようとしている。
国民からすれば、「その前に、まず自分たちの党をきちんと運営できる体制を作るのが先ではないのか」と言いたくなるのではないか。
これほど準備不足を露呈した組織が、さらに議員の結集を呼びかけ、野党の先頭に立って政権交代を訴えている。国政を担う政党として、本当に大丈夫なのか。なんとも恐ろしい話である。
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