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福島瑞穂氏「4人殺した」は“言葉の範囲内”? 過去の千葉景子氏には「死刑執行」…なぜ表現が違う?




ラサール石井氏による山下貴司法相への「4人殺しています」という発言から数日が経過しても、ネット上ではいまだに話題が続いている。それだけ今回の発言と、それを容認した福島瑞穂氏の対応を看過できないと受け止める人がいるということではないか。

ラサール氏は9月19日、山下氏について「前の法務大臣の時に2回死刑をやって、4人殺しています」と発言した。これに対し福島氏は、「その人の表現の仕方の範囲内」「言葉の範囲内」と容認。さらに「死刑は国家による殺人」「殺人であることは間違いない」と持論を述べた。

一方で福島氏は、「個人で誰かを殺したのではなく、法務大臣として処刑をした」とも説明している。ならば、なぜ「4人殺した」という表現まで「言葉の範囲内」と認めるのか。

ここで思い出されるのが、福島氏自身が閣僚を務めていた政権での対応である。

2010年、当時の千葉景子法務相は2人の死刑を執行した。福島氏は同年、参院に質問主意書を提出し、千葉氏による「死刑執行」について問題提起している。そこでは、千葉氏が従来示していた死刑に対する慎重姿勢や、民主党が掲げていた死刑存廃をめぐる国民的議論との整合性を問いただしていた。

もちろん、福島氏の死刑制度そのものへの反対姿勢は一貫している。しかし、過去には「死刑を執行」という言葉で論じていた一方、今回は法務大臣について「4人殺しています」という表現まで容認している。

死刑制度への批判と、法務大臣個人を「4人殺した」と表現することは、本当に同じ問題なのだろうか。

制度への反対を訴えることと、執行を担った政治家個人に対する表現は、切り分けて考える必要があるはずだ。

過去と現在で、相手によって表現の扱いが変わっているように見える。この違いについて、福島氏から明確な説明があるのか。今回の発言が数日経過しても話題になり続ける背景には、こうした疑問もあるのではないか。




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