• HOME
  • 政治ニュース , 野党
  • 中道改革連合を作って、壊して、また合流? 立憲・水岡代表「民主改革の会と合流模索」→結局、何がしたかったの?

中道改革連合を作って、壊して、また合流? 立憲・水岡代表「民主改革の会と合流模索」→結局、何がしたかったの?




「いったい何がしたかったの?」と思わず口ずさんでしまうニュースである。

立憲民主党の水岡俊一代表が9月28日の記者会見で、中道改革連合から分かれた立民系衆院議員による「民主改革の会」との将来的な合流を検討する考えを示した。水岡氏は、参院議員だけとなった現在の立憲民主党について「国会でパンチ力がない」と述べ、衆参両院に議員がいる政党を目指す考えを示している。来春の統一地方選以降の合流も視野に入れているという。

しかし、ここで疑問が浮かぶ。

そもそも民主改革の会とは、中道改革連合の解体に伴い、立憲民主党出身の議員らが新たに結成した政党である。つまり、つい先日まで同じ中道改革連合という「器」にいた仲間が分かれ、それぞれ別の政党としてスタートしたばかりなのだ。

それが、もう「合流」である。

中道改革連合は結成からわずか8カ月ほどで解体に至った。しかも、その過程では衆院選で議席を大きく失い、さらに選挙費用などの未払いを抱える中、国会議員1人を残して政党として存続し、税金を原資とする政党交付金の未交付分約11億7000万円を受け取って清算に充てる方針まで示された。小川淳也氏は、選挙時の民間事業者への支払いを完済するまで解党できないと説明している。

もちろん、選挙で発生した正当な債務を支払う必要があること自体は当然である。しかし、有権者から見れば、選挙で大きく議席を失い、政党を分裂させ、さらにその後始末に税金を原資とする政党交付金が使われるという構図に、釈然としないものを感じるのも無理はない。

そして今度は、立憲民主党と民主改革の会が再び一緒になることを検討するという。

中道改革連合を作り、選挙を戦い、議席を失い、解体し、新党を作った。そして、また合流する。

いったい何のための離合集散だったのか。

政治勢力の再編そのものを否定するつもりはない。しかし、そのたびに組織を作り直し、選挙を戦い、議席を失い、負債や政党交付金の問題まで残したのであれば、まず必要なのは新たな合流ではなく、これまでの経緯について有権者に説明することではないのか。

これは立憲民主党だけの話でもない。中道改革連合に参加した公明党にも同じことが問われる。

国民からすれば、結局、何をしたかったのかさっぱり不明である。




この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!

💬 このニュースに関するXの反応・意見を見る

X(Twitter)でこの記事の投稿を見る(コメント・リポスト)