
公明・岡本三成代表が在日韓国人3世と公表 帰化そのものが問題なのではない…国会議員に求めたいのは“隠さない”こと
公明党の新代表に就任した岡本三成氏が、自身について「在日韓国人3世として生まれた」と公表した。さらに、大学卒業のタイミングで日本国籍を取得したことや、韓国語は話せず、韓国を訪れたのも30代後半が初めてだったことなどを明らかにした。
岡本氏は、佐賀県で生まれ、公立の小中高を卒業し、東京の大学へ進学。日本人の感覚、日本人のコミュニティーの中で生きてきたことから、「これからも日本が大好きで日本で生きていきたい」と考え、日本国籍を取得したと説明している。10月3日の公明党全国大会では新代表に選出され、「誠実に、全力で働き抜いてまいります」と決意を述べた。
ここで考えたいのは、帰化したことそのものを問題にする必要があるのか、という点である。
日本国籍を取得し、日本を生活の場とし、日本のために働こうとする人物であれば、外国にルーツがあることだけを理由に政治家として否定するのは適切ではない。むしろ有権者が知りたいのは、その人物がどのような考えを持ち、国会議員として何を目指しているのかである。
一方で、国会議員という立場である以上、経歴や出自について「隠しているのではないか」と疑念を持たれる状況は避けるべきである。特に外交や安全保障など、日本の国益に直結する問題を扱う政治家であればなおさらである。
ネット上では、国会議員の帰化歴をめぐってさまざまな指摘が飛び交っている。しかし、根拠の確認できない情報まで事実として扱うべきではない。だからこそ、本人が説明できる範囲で自ら情報を明らかにすることには意味がある。
岡本氏の今回の公表をきっかけに、問いたいのは「帰化したかどうか」ではなく、「有権者に対して必要な情報をきちんと説明しているか」である。政治家に求められるのは、出自による評価ではなく、何を隠さず、誰のために政治を行うのかを明確にする姿勢ではないだろうか。
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