
大村知事がまさかの「来てほしくなかった」→タイ代表側に誤解はあっても、アジア大会最高責任者としてありえない発言では?
アジア大会のトップ(最高責任者)の大村知事が、ありえないほどの最低発言をした。
愛知・名古屋アジア大会の競技会場で提供された食事について、タイ代表チームの関係者がSNSで「こんな料理しかない」といった趣旨の投稿をした問題である。
タイ代表側にも問題はある。今回のテックボールは、組織委員会が運営実務や経費を負担しない条件で正式競技に追加されたものであり、宿舎や食事などは競技団体が担っていた。組織委員会も9月22日に「食事は組織委が提供したものではない」と説明している。事実関係を確認せず、大会全体の問題であるかのように発信したのであれば、タイ側の認識には問題があったと言わざるを得ない。
しかし、それと大村知事の発言は別問題である。
大村知事は10月6日の記者会見で、「何しに来たんだと思った」「再生回数稼ぎに来たのかと思った」と述べ、さらに「こういう人には来てほしくなかった」とまで言い放った。
これは一体、国際大会の最高責任者としてふさわしい発言なのか。
食事について誤解があるなら、「食事は組織委員会が提供したものではない。誤解があるようなので、経緯をしっかり説明したい」と言えば済む話である。相手側に非があるのであれば、なおさら責任者は冷静に事実を説明し、誤解を解くべきである。
それを「何しに来た」「再生回数稼ぎ」「来てほしくなかった」と、まるで感情をぶつけるような言葉を並べる。しかも相手は外国から大会に参加する代表チームである。
大村氏は2011年から愛知県知事を務め、現在は4期目である。長年にわたって県政を担い、国際大会のトップを務める立場にある人物ならば、なおさら言葉の重みを理解しているべきではないか。
タイ代表側の投稿に問題があったとしても、だからといって「来てほしくなかった」と言っていいことにはならない。
責任者には、責任者としての言葉がある。
今回問われているのは、タイ代表の食事投稿だけではない。国際大会の最高責任者が、問題を指摘された際にどのような言葉を選び、どのように対応するのかという、極めて基本的な姿勢である。
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