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また審議拒否か…立憲民主党は簗農水相に説明責任を求めながら、なぜ説明を聞く場を閉ざすのか?




簗和生農林水産相の発言をめぐり、立憲民主党がまたも審議拒否ともいえる対応に出た。

朝日新聞によると、立憲民主党の斎藤嘉隆国会対策委員長は10月8日、自民党の磯崎仁彦参院国対委員長に対し、参院農林水産委員会の開催には応じられないとの考えを伝えた。斎藤氏は、簗氏が明確に説明責任を果たすか、潔く辞任する以外にないと主張している。

問題となっているのは、簗氏が自身を支持しなかった自治体の道路予算を「カットした」と発言したことだ。公正な予算配分が政治的な思惑で左右されたのであれば、看過できない問題である。だからこそ、発言の真意や実際の予算配分への影響について、徹底的に事実関係を明らかにする必要がある。

しかし、ここで疑問が生じる。説明責任を果たせと求めながら、その説明を聞くための委員会の開催には応じられないというのは、矛盾していないだろうか。

説明が不十分だというのであれば、委員会で具体的に何が問題なのかを問いただし、納得できる回答が得られなければ、さらに追及すればいい。答弁に問題があれば、その内容を根拠に辞任を迫ることもできるはずだ。

それなのに、委員会の開催自体を拒めば、簗氏が説明する機会も、野党がその説明を検証する機会も失われてしまう。これでは、説明を求めているというより、求める結論に応じるまで議論に応じない姿勢だと受け止められても仕方がない。何より、審議拒否によって、農業や食料政策をはじめとする他の重要な議論まで停滞してしまうことを忘れてはならない。

もちろん、審議拒否が常に許されないわけではない。しかし、大臣の説明責任を問うことと、国会審議を止めることは別の問題である。農業や食料政策など、国民生活に直結する議題まで影響を受けることも忘れてはならない。

また審議拒否か。国民が見たいのは、審議を止める姿ではなく、国会で問題を追及し、事実関係を明らかにしていく姿ではないだろうか。

「説明責任を果たせ」と迫る側にも、説明を聞き、検証する責任がある。立憲民主党には、委員会を開かない理由だけでなく、審議の場で追及するという選択肢を取らない理由についても、説明を求めたい。




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