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【印象操作失敗か?】伊佐氏のアンケート「切り取り疑惑」に高市総理が反論 「この役職に就きたいと言うだけのものではございません」




会派「中道」の伊佐進一氏が、簗農林水産相の任命をめぐる追及から、高市総理の閣僚人事の手法にまで批判を広げた。しかし、その批判はアンケートの趣旨を正確に捉えたものだったのだろうか。

高市総理は、簗大臣の任命について、議員へのアンケートも読み、政策構築能力を重視したと説明した。これに対し、伊佐氏は「私これやりたい、私はこれがいいとかっていうものじゃ私はないと思ってます」などと発言。希望する役職を申告するような人事のあり方を疑問視した。

しかし、9月9日の読売新聞の報道によれば、アンケートは政府や党、国会で希望するポストを第5希望まで選ぶだけでなく、志望理由の記述欄も設けられていた。高市総理は回答を読み込み、政策への理解や実務能力、答弁能力などを重視して人事を進めていたという。

つまり、希望する役職を尋ねる項目があったことは事実だが、それだけで人事を決める仕組みではなかったのである。

伊佐氏の批判に対し、高市総理は「内閣の名誉のために一言だけ言わせてください」と切り返し、「この役職に就きたいと言うだけのものではございません」と反論した。さらに、簗大臣についても、農林水産行政の実態を捉え、改善するための対策を書いていたと説明した。

もちろん、アンケートを参考にしたからといって、簗大臣の任命が適切だったと自動的に証明されるわけではない。人事の選考方法と、任命された人物が大臣として適任なのかは、分けて検証すべき問題である。

それでも、伊佐氏の発言には疑問が残る。アンケートの一部分だけを取り上げ、あたかも希望する役職を申告するだけの仕組みであるかのような印象を与えていないか。

簗大臣の任命を批判したいあまり、アンケートの趣旨まで否定することになっていないだろうか。意図的な切り取りだったのか、それとも内容の理解が不十分だったのかは断定できない。しかし、批判する側にも、事実関係を正確に踏まえた議論が求められるのである。




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